励まさないでねぎらう

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いつもありがとうございます。

雨どいが気になる、岩松正史です。

カールロジャーズの教え子でフォーカシングを確立したE.ジェンドリンは
数多くのカウンセリングが研究の結果、
成功するカウンセリングには共通点があることを発見しました。

<成功するカウンセリングの共通点>
1.カウンセラー見ない時間が増える
2.声が低くなる
3.話し方がゆっくりになる
4.内側に触れながら手を胸のあたりにあてることが増える

カウンセリングがうまくいくということはつまり
問題が解決ということです。

ですからこの成功の共通点は心理カウンセリングであれ
キャリアカウンセリングでも同じことがいえるはずです。

問題を抱えながらも頑張っているような話を聴くと
つい励ましたくなったりします。

「よくやってるよ!」
「すごいよ!」
「私にはとてもできない!」

これらの励ましは当然善意ではありますが
励ませば励ますほど深まるのを阻害し、
表面的で軽いカウンセリングになってしまいがちです。

カールロジャーズも言っています。

なぜ人は深い形状ができず励ましたりアドバイスをしてしまうのか?

それは

「カウンセラーが深まるのが怖いからだ」と。

カウンセラーのほうに深まるのを受け止められる力がないと
たくさん話をしても浅く表面的で軽くなってしまいます。
(ストーリーテラー)

相談の質は言い方や聞き方よりも
カウンセラー自身のあり方が大きく影響するのです。

では、

励ましたくなったときにはどうすればよいのでしょうか?

ぜひ励まさずに、ねぎらってみてください。

励ましとねぎらいの違いは、

--------
◆ 励まし
--------
聞き手側の個人的な主観的に決めつけて相手が拒否、否定しても押し付ける。

・凄いよー!
・よくやってるよー!
・私にはとてもできない!
これらの励ましはすべて深まるのを抑止し、
浅く表面的な空元気の世界に留まるように促す関わりです。

--------
◆ ねぎらい
--------

話し手自身が実際に体験したことに対しておかれていた心理的状況を共感的に認める。
(ちょっと小ムズカシイですね(汗))

・よくそんなに辛い思いを抱えながらお越しくださいましたね
・その状況の中では嫌だと思いつつも我慢せざるを得なかったのですね

ねぎらうという何でもかんでも「大変でしたね」と
決まり文句のように言う人がいますが
これは大変失礼なことです。

しっかり傾聴して相手が体験している世界は何か
わかってからいわなければ失礼でしょう。

・・・とはいうものの

励ましとねぎらいの違いはよくわからない
という方もいると思います。

励ましたくなったときにねぎらいの言葉も思いうかばないけれど、
押し付ける言い方にしたくないときは、

「励ましをアイメッセージ(あなたメッセージ)に変える」

という方法があります。

例えば先程の例を変えてみると。

「凄いよ!」
⇒「やらざるを得ない状況だったとは言え、それをされた事は凄いと思いました」

「よくやってるよ!」
⇒「それだけ厳しい状況の中なわけですから、本当によくやってらっしゃると思ますね」

「私にはとてもできない!」
⇒「私のこと言っても仕方がないことですが、私自身が同じ状況に置かれたと想像したらとてもできそうにないとぞっとします」

押し付ける励ましは問題の本質をさけ浅くすると同時に
相手に不快感を与えることさえあります。

気をつけましょう。

励ますねぎらうスキルを身に付けましょう。

このように相手の世界観をしっかりと受け止めて
相手の感覚にそれずに伝えるのも傾聴力なのです。

ねぎらう、押しつけの励ましをせずアイメッセージで伝える。

よかったらやってみてください。

<<編集後記>>

きのうは結構な雨が降っていまして。

用があって玄関をでたときにふと上を見ると
雨どいの外側を大量の水が流れているではありませんか!?

ふつう雨水は雨どいの中を通るはずなので・・・

今朝、はしごをかけてつまっていると思われる
雨どいの入り口をチェックしたら
案の定雨どいが詰まっているのであります(汗)。

でもちょうど手がしっかり届かないところでして。

どうやってつまっている泥やはっぱを掃除しようか
雨どい外せれば出来るかもをと思案中であります。

こんな風に日々大小さまざまな問題が
つぎつぎ起きる人生でありますが
楽しく参りましょう!

今日もいい一日をお過ごし下さい!





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