浅い傾聴

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いつもありがとうございます。

1万円の価値に自己矛盾を感じている、岩松正史です。

深くない浅い傾聴をひとことでいうと
「入れる傾聴」のことです。

・あいづちをいれる
・くりかえしを入れる

このように入れることを意識しているときは
本当には聴けておらず深い傾聴にはなりません。

深い傾聴には必ずクライアンとカウンセラーの両方に
心の奥深くに触れる感覚があります(inner depth)。

そのことについてC.ロジャーズは
「うまくいくカウンセリングには必ずカウンセラーとクライアントの間に、無条件の積極的関心と深い共感的な理解が存在した」
といっています。
(1955年カートナーがそれを否定する論文を発表)

心の奥深くに関われてこそいい傾聴になります。

でも、

初心者に向けていきなり深く関わりましょうといってもできません。

なので

私は研修のときは傾聴という方法を
まだつかいなれていない人に向かっていきなり
深く関わりましょうといっても無理なのでまず形から入ります。

その一環としてあいづちを入れる練習や
くり返しを入れる練習をします。

でも実際は深くクライアントに関わろうとして聴いている最中、
わたしはあいづち「入れ」ません。

あいづちは対話の中から何か感じとったとき
自然と「出てく」ものです。

くりり返しも入れるものではありません。

こちらが受け止めた感覚を相手に確認をとり
感覚を共有していく際、
クライアントの使った言葉を主に使って
お伺いをして確認しているだけです。
(feeling check)

・あいづち→自然と出る
・くりかえし→こちらが受け止めた感覚の確認をとっている

クライアントがもっている感覚の理解が進むと
深く感じ取れるようになっています。

その深い感覚を共感するプロセスが本当に深い傾聴です。

浅い傾聴から脱却していくためには、
入れる傾聴を早く卒業して感じとることに

意識を向けていくことです。

いまはまだ応答を「入れる」段階にいても心配はありません。

山登りで例えるなら富士山(深い傾聴)に登りたい人が
まずそれとは似ているけど違う難易度が低い
高尾山登りで充分練習が必要なのと同じと考えればいいでしょう。

浅い傾聴もは本当の目的地に向かうための
初期段階の1つのプロセスです。

そこがゴールではないことが分かっていれば大丈夫です。

浅い傾聴をする人はいつも頭で何か「考えて」います。

深い傾聴をする人はいつも
「感じとれていない感覚は何か」気にしています。

よく主訴が理解できないと悩んでいる方にお会いしますが
主訴の理解と言うのは応答を入れながらヒントになる言葉を
クライアントにたくさん話してもらって
頭で理解するものではありません。

深く深く感覚に触れていく中で
感じとったものからこぼれ出てくる言葉、
それが本当の主訴です。

考えながら応答を入れる傾聴はレベル1。

必要な段階ではありますが目的地ではありません。

ビジネスでも日常生活でも
傾聴を心地よく使いたいなら、
深く触れる傾聴まで目覚ますのがオススメです。

深く聴けるようになると
頑張って聞く必要がなくなり
自然体で楽しんで聴けるようになります。

聴くことは大変だと思っている人は
感じずに考えて聴いている人です。

見直してみましょう。

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<<編集後記>>

このBLOGはメルマガとしてもお送りしていますが、
そのメルマガを送っているシステムを
おととい発刊10年目にして初めて変更しました。

メルマガでお読みいただいている方も
おそらく気づかないと思いますが
(気づかれてるような違いが出ても困りますが)
これにはかなりの勇気がいりまして。

まず変更した理由は
今までは自分で契約したレンタルサーバーの中に
プログラムを自分でインストールして
自主運営していたのでした。

でもそれではセキュリティーや
時代の変化に対応できなくなってきまして。

システムを変えるということは
何千件というデータをすべて
移動させなければいけないわけです。

Webでいろいろなサービスを比較検討してみても、
結局はやってみないとわからない部分が多く、
なかなかふみだせずにいました。

3年ほど前いちど契約したメール配信サービスは
実際に運用を始めようとしたら
不具合が生じることが分かり解約した経験もありまして。

お金の話で下世話ですが、

いろいろ悩みながら結局今回は
1万円もするサービスにのりかえました。

いろいろなことを考慮して
そのサービスに決めたとはいえ、
一般的には数千円で使えるサービスが多いので
かなり勇気がいりました。

1万円は高いなと。

でも、

よくよく考えてみると大学生時代
毎日通っていたパチンコ屋では1万円では
軍資金がぜんぜん足りなくて、

「たった1万円じゃ足りない」
と感じていたのであります(笑)

同じお金でも何に使うかによって
高い安いの感覚が変わりますね。

そして

今回のように継続的に利益を生み出す仕組みに
なってくれるはずのビジネスに使う1万円は高く感じ、
ひとときの勝負で高揚感を得るためだけの
パチンコに使う1万円の方が
安く感じるというのも不思議な話です。

多少高く見えても将来に生かせるものには
しっかりと投資をしていきたいと思った次第です。

今日もいい1日をお過ごしください!





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■傾聴の参考になる動画
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→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)

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