わかる「こと」もわからない「こと」も事柄は脇におく

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いつもありがとうございます。

好きなアゲハはアオスジアゲの、岩松正史です。

わかる「こと」もわからない「こと」
すべて「こと柄」(事柄)です。

事柄に意識がとらわれているときは
気持ちが聴けなくなります。

なぜなら、気持ちは事柄ではないところにあるからです。

事柄にとらわれる状態とはたとえば以下のような状態です。

1.わからない単語や状況に意識をうばわれている状態
2.賛成は反対という自分の意見と照合している状態
3.自分が知っている情報、知識、考え方を披露したくなっている状態

このような状態のとき人は
自分の中で動く感情をどのように
とり扱えばいいかに意識を奪われてしまい、
相手の気持ちを聞くどころではなくなってしまいます。

(身に覚えがある方も多いかもしれません)。

このように事柄にとらわれている人が陥っている罠は、

「事柄が理解できなければ相手の話などちゃんと聞くことはできない」

と思い込んでいることです。

結果的に「あなたを理解するために・・・」と言いながら
実は自分の中の問題を解決するために、
興味本位で事柄に対する質問をします。

自分の中のつじつま合わせをすることで、
聴き手がスッキリすることを優先させます。

当然その時、話しかけていた話し手の
気持ちの話を中断させることになります。

でも事柄にとらわれている人は
それが悪いともおかしいと思わず
自分がスッキリした「気持ち」であることを
優先してしまうのです。

事柄にとらわれることでこうして
相手との心の距離を近づける
チャンスを逃してしまうのです。

では、

気持ちを聴く、事柄にとらわれない聴き方とは
どのようなものなのかと言うとこんな感じです。

1.「この事柄についてはわからないなぁ…。意見を言いたいと思っている自分がいるなぁ…」と自分の気持ちに気づいている
2.「でもこれは自分の中で起きている事柄に関する疑問だから、いま目の前の人の気持ちには関係ない」と相手の問題と自分の問題の違いをと理解している
3.なので、それ以上「自分の中で起きている事柄についての問題」には何もしようとしない
4.もう一度、相手のほうに目と耳を向けなおす
5.その事柄を通して目の前の人はどんな感覚、想い、価値観を表現しているのかを分かろうとする行動に意識を向け直す

ポイントは

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【ポイント1】自分への関心を常に持ち続けていること
--------------------
まず、「事柄が気になっている自分」に気づくためには、
そもそも聴きはじめから相手の話にのめり込むのではなく、
いつも相手と向き合っている自分は何を感じていいて、
何を感じていないのだろうという自分への関心を
向けていないと自分の気持ちに気づくことできません。

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【ポイント2】自分の感情を自己否定しないこと
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相手と向き合っている最中に、自分の中にどんな感情が湧き上がってこようとも
(たとえば・・・「許せない」「ケシカラン」「私も賛成)など)
(1)自分の中に感情が湧き上がってきたという事実
(2)湧き上がってきた感情の中身と質
この両方について、いい悪いと判断をせず、
そのまま、その感情があることを理解しながら放置しておくこと。

自分の中に湧き上がってくる感情にいい悪いとラベルを張ると、
それを押さえつけたり消さなければいけないという強迫観念が起きたり、
「自分は悪いことをしてしまうダメな人間だ」
というレッテルを貼ることで自己否定をし、
聴くことが苦痛になってしまいます。

ポイント1のように
「私は今どう思っているのだろうか?」
「私はま、このように感じているんだんなぁ」
というふうに、自分をある意味客観的に見る態度は
「自分への共感的理解」と私は呼んでいます。

そして、

ポイント2のように
自分の中に湧き上がる感情を否定、非難、審判しない態度は
「自分への受容」と私は呼んでいます。

そして、

自分に対して共感的理解と受容の姿勢で関われている状態、
つまり、そこには自分への誠実性、仮面をかぶらない、
自分にウソをつかない、自分への純粋性がある状態のことを
「一致」と呼びます。

このように事柄にとらわれないで、
気持ちを聴くためには・・・

つまり、傾聴するためには一致が出来ればできるほど、
自分への信頼が増し、人の気持ちもちゃんと
聴けるようになるのです。

自己犠牲して聴いている人は、
一生、本当の聴き上手にはなれません。

聴く人が楽になるからこそ、
16年間傾聴をお伝えし続けられているのです。

聴き上手を目指すなら、
事柄を脇においても自己肯定感が下がらない
聴き方を練習しましょう。
(つづく)

<お知らせ>

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<<編集後記>>
きのうは(も?)スーパー銭湯に行きました。

露天風呂にあるお気に入りの
五右衛門風呂に入っているときのこと。

一匹のチョウがパタパタと飛んできました。

真っ黒い体と羽ですが、
羽にエメラルドグリーンのスジが入ったチョウ、
そう、アオスジアゲハであります!(<知らないか(汗))

わたしアオスジアゲハが好きでして。

好きな理由の1つは、エメラルドグリーンの
羽の筋の色が綺麗なのと。

もう一つ理由があります。

好きな理由の2つ目は「私を長時間楽しませてくれる」からです。

娘が保育園に行っていた頃のこと。

保育園の近くにある大きな公園で
2人で一緒にアオスジアゲハを追いかけて
捕まえたりしたものでした。

想い出のチョウであります。

見ていて気付いたのですが
アオスジアゲハには他のチョウとは
少し違う特徴があります。

普通のまだらなアゲハチョウや
全身真っ黒なカラスアゲハのようなアゲハチョウは
比較的まっすぐ飛んでいってしまいます。

あっという間に見えなくなって、
捕まえるのも困難です。

ところがアオスジアゲハは、

やはり捕まえるのは困難なのですがアオスジアゲハは
同じところらへんをいつまでも行ったり期待しながら
上へ下へと動く習性があるようです。

これは図鑑などで調べたわけではありませんが
実際何度も捕まえ行って明らかに
他のチョウとは動きかた達がいます。

今回も、わたしが五右衛門風呂に入っている最中中
10分ぐらいずっと露天風呂の周りを
行ったり来たりしてくれていました。

露天風呂に入りながらチョウを眺める。

なかなか贅沢じゃないですか!?

チョウだけに、長(チョウ)時間!
ということで(笑)

おあとがよろしいようでm(._.)m

今日もいい1日をお過ごし下さい!





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■傾聴の参考になる動画
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→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)