傾聴は子育てを相当楽にする

いつもありがとうございます。

コンビニ弁当とファミレスに飽きてきた、岩松正史です。

夜10時、1階の書斎でくつろいでいたら
小三の息子がやってきてこういった。

息子「パジャマのズボンがない」。

私は答えた

私「お父さんは、君のパジャマのズボンはいてないよ」

「2階(洗濯物が干してあるリビング)にあるの」

私「ここは1階だよ」

息子「お父さん、行ってきて」

私「やだよ。なんでお父さんが君のズボンとりに行かなきゃいけないの?きみにはりっぱな足がある」

息子「怖いから」

・・・

そこまで話して私のところに来たのか理由がわかった。

おばけが怖くて私をゴーストバスターズとして
雇いたかったのだ。

きょうも仕事ばかりで1日遊んでやれてない。

仕方がないから行ってやろう。

でも、息子に1つ条件を出した。

私「一緒に行くなら行ってあげる」

息子はそれでいいと言わんばかりに
階段にむかった。

私は後ろからハグするように
息子を捕まえながらそれにつづいた。

・・・

自粛生活がはじまって以来
息子とよく話すようになった。

息子はこちらから話しかけなくても
自分からよく寄ってくる。

本当に無邪気でなつっこい息子が私は大好きだ。

なんでも興味がある年頃で
野菜、虫、星、コロナ・・・

なんでも気軽に聴いてくる。

中でも興味が強いのが「お化け」と「宇宙人」。

私も同じ年頃のときにはまっくらなリビングに
水を飲みに行くのが怖くてかけ足で往復したものだ。

ズボンを手に入れ一階にもどってきた私は
くつろぐのをもう一回あきらめて、
息子をそのまま寝かしつけることにした。

きょうは枕元に絵本をもってこない。

まぶたはすでに重そうで
絵本を読む必要はなさそうだった。

かわりにお化けと宇宙人の話をしてきた。

息子「おばけっているの?」

私「いるよ」

わたしはあたり前に答えた。

息子「おばけは悪いことをするから怖い。お皿とか飛んでくるでしょ!?」

(ポルターガイストのことか???)

私「おばけはべつに悪くないよ。人間と同じで悪いおばけもいるだけさ。悪くないおばけもいる」

息子「宇宙人ているの?」

私「いるよ。ちょうど先週アメリカ政府が宇宙人(UFO)いるって認めた。きみの時代はきっと宇宙人に会えるようになるね。いい宇宙人だといいんだけど。早く安く宇宙に行ける方法作ってお父さんを宇宙に連れてってよ」

息子「やだ。めんどくさい」

・・・

こんな他愛もない会話のあいだに
私はときどき急に本音をまぜて話しだす。

私「きみは本当に正直に育っていてくれてうれしいよ。お父さんの子どもに生まれてくれてありがとう。お父さんのうちの子として来てくれて本当に幸せだよ」

息子「・・・(いつも黙る)」

私「きみが25歳になるまで育てることができたら、お父さんはもう思い残すことはないよ」

息子「ボクが25歳になったら、お父さん死んじゃうの?死んだら会えないじゃん」

私「べつに自分から死ぬわけじゃないよ。もうやり残すことはないってこと。それに、死んでお化けになってもずっときみのそばにいるから安心して」

息子「いやだぁ(笑)、ボクは何まで生きるの?」

私「知らなぁい。あと80年ぐらいじゃないかな」

息子「88歳で死んじゃうの?」

私「べつに108歳でもいいけど(笑)。死ぬっていうのは悪いことじゃないんだよ。なんでか分かる?」

息子「わかんない」

私「なぜなら・・・全員死ぬからさ。お父さんはあんまり長生きしたいと思わないなぁ」

息子「なんで?」

私「だって長く生きしたってさぁ、いっぱい病気して、いっぱい手術して、痛かったりさ、食べれなかったりしながら生きているのはお父さんはやだな。それよりはやりたいことやって、いたくもつらくもない状態で死ねたほうが幸せだなぁ」

ふーんと言ったか言わないかの
タイミングで息子は眠りに落ちた。

こんなふうに息子と会話をしているとき
私は心から傾聴を学んできてよかったと思う。

・・・

私は傾聴の講師だけれどあまり
人の話を聴かないことで有名だ(笑)。

でも、そんな悪評が気にしていない。

なぜならすでに私は傾聴で人生が満たされているから。

傾聴は話を聴く時だけに
役に立つものではないことをよく知っている。

いまのやりとりのように自分の正直な気持ちを
伝えられるようになったのは傾聴の賜物。

私は子供には自分が思ってることを
ちゃんと伝えたいと思う。

でも、思っていることをちゃんと伝えるためには
まず自分が「何を思っている人間なのか?」、
自分がわかっていなければ伝えることができない。

そして、私は自分の思いを知るための
「自分への傾聴」をよくするから
自分の心は比較的よくわかっている方だと思う。

おかげでわたしは思っていないことを言って後悔したり、
思っていることを伝えるチャンスを逃したりすることがほぼない。

思ったときに思ったことがいえる。
(いうかどうか選ぶことが出来る)

この能力のおかげで子どもに限らず
すべての人間関係おいて楽でいられるようになった。

子どもに向き合う自分におびえる必要も
気を使う必要もないので子育てがすごく楽になった。

傾聴を教えてる身でこういうのもなんだけれども
個人的には誰かの話を聴くことよりも、

愛するわが子に自分の思いを正直に伝えられる
ようになったことの方が傾聴の
成果としては大きいと思っている。

他人の話が上手に聴けることよりも、
自分の想いを愛するわが子とやりとりできる。

私は傾聴に満足してしまっているのです。

・・・

子どもとの関係で悩んでいる親の多くは
子どもにどう接するかで悩んでいる。

でも、本質的な問題はそこではない。

子どもと向き合うときの「自分の気持ち」に
嘘をついたり、自分の気持ちを無視をしたり、
自分が一体どうしたいのかわからなかったり

・・・そんな状態が子どもとの関係を苦しくさせている。

そのことに気づいている人はあまり多くない。

私は子どもがやってくるまで
自分を非難し自分に嘘をつきつづけてきた。

そんな私だからこそ傾聴が自分に使えることで
子どもとの関係が楽になるのが肌身に染みてわかっている。

この世の中で1番大事な子どもに対して、
自分に嘘をつかず向き合えている自分を
いまは相当尊敬している。

傾聴を自分に対してつかえる感覚が身につけば、
人の話を聴くことなど小さな問題だと分かる。

私は何度傾聴に救われてきたことか・・・。

傾聴を学ぶ道を選んだ自分に
何度救われてきたことか・・・。

傾聴は、子どもと向き合う親が
「自分を支えるため」に使ってもらえるとちょうどいい。

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→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)