言葉の重み

<出版記念講演会in大阪>
2月29日(土)14時(梅田)
http://bit.ly/2PtCsEB

いつもありがとうございます。
本はたくさん「もっている」、岩松正史です。

傾聴のもととなる来談者中心療法を
提唱したのは米国の心理療法家
カールロジャーズです(1902年~1987年)。

ウィスコンシン州出身のロジャーズは
22歳で大学を卒業すると同時に
当時ではめづら(ほぼ)学生結婚をヘレンとし、

同時にニューヨークにある神学校進みました。

その後、2年ほどで神学校から
目の前にあったコロンビア大学に移籍します。

そこで心理学をはじめて専攻します。

コロンビア大学在学中、
ニューヨークの児童相談所で
セラピストとしての経験を積んでいたロジャーズは

1928年26歳の時、
薄給ではあるものの経験を生かせるので
ニューヨーク州北西オンタリオ湖岸にある
ロチェスターの児童相談所に就職をします。

ロジャーズにとって初めての就職です。
(息子デビッド2歳)

12年におよぶロチェスターの児童相談所での
経験をまとめたのが1939年(37歳)に発売した
初めての著書『問題児の治療』でした。

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その時点では当然まだロジャーズを有名たらしめた
来談者中心、非指示、あるいは受容・共感・一致という
概念が確立されるよりだいぶ前のことです。

しかしその著書の中でロジャーズはすでに
セラピストは非指示的アプローチの
有効性を訴え始めているから驚きです。

ロジャーズはセラピーに求められるものとして
以下の4つの条件をあげています。

1.客観性:適度な同情、受容的な関心
2.個の尊重:子ども自身に決定選択をゆだねる姿勢など
3.自己理解:セラピストが自分の限界と特徴を理解していること

そして最後に、必須ではないけれど、

4.心理学的な知識

1~3をよく見るとそれがのちの
受容、共感、一致につながるもので
あることが分かります。

ロチェスターに行く前ニューヨークの児童相談所で
アルバイトで児童相談に関わっていたロジャーズは、
精神分析に沿ったカウンセリングを中心に行っていました。

精神分析に精通しているロジャーズの言葉だかこそ、
分析的でも指示的でもない非指示のかかわり方の
重要性を強調する発言には
知っている人だからこその重みを感じます。

参照:「カールロジャーズ入門自分が自分になるということ」P64
諸富 祥彦(コスモスライブラリーより)
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<<編集後記>>

本を衝動的にまとめ買いするクセがありまして(笑)

Amazonで一冊買うと芋づる式に
4~5冊平気で買います。

おかげで年末年始まででたまった本が
30冊ほど棚に並んでいます(苦笑)。

でも自分なりに決まり事も決めまして。

「棚1段に収まる数しか本は買わない」

つまり棚が埋まっているときは
買うのを諦めるというルールです。

電子書籍が例外になってしまいますが、
この決めごとはまあまあうまくいっています。

衝動買いした本とは別に、
ずっと読みたいと思っている本もあります。

おもにC.ロジャーズの本です。
(仕事にも関係しますし)

たくさんある在庫の本も読み切れていませんが、
何度も読みたいロジャーズの本があるので
優先順位決めに困ります。

ただ本を読もうと思うだけでは
同じ本を反復して読むことはなかなかしないので、
これからときどきロジャーズの本を題材に
BLOGを書くことにしました。

BLOGに書くためと思えば
本も読めるし、記憶もできるし
BLOGのネタにも事欠かなくなるので
一石三鳥です。

これをお読みいただいているあなたは、
最近本は読んでいますか?

お気に入りの本は何でしょうか?

今日もいい一日をお過ごしください!




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)