「気持ち」の概念を広げると聴ける

いつもありがとうございます。

変態といわれると落ち込みますが、変人といわれるとなぜかうれしい、岩松正史です。

中学生の娘さんがいるお母さんがいいました。

「わたしは、娘を塾というところに通わせております」

このお母さんの発言の中で、
「独特」と思った言い回しはありませんか?

私は気になりました。

「(塾)ということろ」

という表現が。

そしてそこを「くり返し」しました。

「塾というところに(なんですね)」

するとお母さんは話をつづけました。

「はい。私は別に娘を塾に行かせたくはないんです。でも義母が行かせろとうるさいので仕方なくいかせているんです・・・」

独特に感じたところをくり返ししたことで、
その先にある本音の話を聴くことが出来ました。

傾聴では

「気持ちを聴く」あるいは
「気持ちのワードをくり返す」

といいます。

でも、これがみんななかなかうまく出来ません。

なぜうまくくり返しが出来ないのか?

その最も大きな、そして根本的な原因は
「気持ちの概念自体を間違って狭くとらえているから」
です。

一般的に気持ちを表すワードは何か尋ねると
「うれしい」「たのしい」「かなしい」など
「い」で終わることばが真っ先にでてきます。

その次に出てくるのが「残念だ」など
「だ」で終る形容動詞です。

たしかに形容詞も形容動詞も
感情を表すワードとして間違いではありません。

でも、形容詞はいちばん狭い気持ちのくくりです。

気持ちのワードには、形容(動)詞以外にも
「意味や価値を合わらす表現」
「一般的でない言葉」
「くせがある表現」
「反復される言葉」
「語調が強い表現」

など形容詞外にもたくさんあるのです。

先ほどの「塾というところ」は
「くせがある表現」に含まれる気持ちのワードです。

・・・

昔よく傾聴なんてビジネスでは
使えないと言われました。

その理由を訊くと
「仕事中に嬉しいとか悲しいなんて言っている場合じゃないから」
といわれました。

“木を見て森を見ず”ですね。

カウンセラーのみなさんは
形容詞至上主義になっていませんか?

傾聴をちゃんとするためには
気持ちの概念を広げてみるとうまくいきます。

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15年間、傾聴一筋にお伝えしています。

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<<編集後記>>

2か月におよぶ超繁忙期が、
きのうの11時間の講座をもって
ひと段落しました。

よく頑張ったご褒美として、
いまこのBLOGをスーパー銭湯の
座席の上で書いています(笑)

今年で46歳になりました。

体が元気に動くのはありがたいことですが、
来年は早く痛まないようにもう少し
いたわりながらペースを落とすのが目標です。

来年はもっと申す子と遊べるように!

今日もいい一日をお過ごしください!




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)