傾聴すると自分の事がよくわかるようになる

いつもありがとうございます。

一ヶ月で3回カギを失くした、岩松正史です。

先日、傾聴のお仕事の依頼をいただき
広島市内から電車で1時間ほど南に行ったところにある
呉市にある安芸阿賀(あきあが)という町に行ってきました。

海沿いにある静かな町です。

都市部以外には自ら行くことがないので
呼んでいただけなければ一生
行かないような場所に行けるのも
講師業のいいところであります。

のどかな海辺の駅を降りて、
改札に向かう階段を上り始めた時
あることに気が付きまして。

同じ駅で10代の学生さんを含めて
老若男女10人ほどが降りたのですが・・・。

みんな歩くのが私に比べてかなりゆっくりです(笑)。

感覚的には私の3分の2くらいの
スピードでみなさん歩いている感じです。

急ぐ必要がないのでしょうね。

私はもともとせっかちで
もともと歩くのが早い方ではありますが
駅を降りたみなさんのペースに合わせて歩いてみたら

時間がものすごくゆっくりと流れ行く気がして、
とても不思議な気分になりました。

そして、改めて気づきました。

「自分の常識と人の常識は違うんだ」

と。

同じ場所にいて、同じ景色を見ているようでも、
見えている世界は全く違うにちがいありません。

もし逆の立場だったら・・・

つまり目の前にいるゆっくり歩く人たちが
私のようにせっかちの人が多い
新宿や渋谷の街をこのスピードで歩いていたら
危ないし違和感があるに違いありません。

でも逆に、今こうして安芸阿賀にいるのに
私の普通のスピードで歩いていたら、
それは地元の人にはおかしな人に見えるでしょう。

いい悪いではなくて、常識が違うんですね。

・・・

駅を出て会場まで10分ほど
田舎の一本道を一人で歩いて行きました。

そのとき先ほどの地元の人たちのように
できるだけゆっくりと歩いてみました。

途中に中学校や高校があって。

音楽の時間で合唱している声が聞こえてきたり、
道路脇を流れてる小川に
小魚がたくさんいるのを見つけました。

いつものスピードだったらきっと
気にならないようなことに気づきました。

そして歩きながらこのゆったり感は
長野で育った小学生の頃、
登下校していた自分に似ている気がしてきました。

石を蹴ったり、路肩のツクシや、
小川のクレソンをとったりしてたな・・・と。

昔はもっとゆったりしていました。

いつからこんなに急いで
暮らすようになったんですかね(苦笑)。

いつの間にか自分の中の常識が
変わってしまったようであります。

今回、自分とは違う常識の中で暮らす人に
出会えたことで今の自分を
見つめ直すいい機会になりました。

そして本当は自分が何を望んでいるのか
希望を確認することが出来ました。

「俺だって生き急ぎたいわけじゃない!」

と。

でも同時になぜ今生き急いでいるのか
生き急ぎたくなる理由もクリアに見えたので、
そんな生き急ぐ自分のこともまた
認めてあげることにしたのでした。

自分とは違う常識の中に入ってみると、
自分の事がよくわかるようになります。

傾聴も同じです。

自分の常識とは違う人から話を聴くからこそ
聴き手自身の学びになり癒しになります。

相手に「傾聴してあげている」
なんて思うのはおこがましい話で、

傾聴はすればするほど聴いているほうの自分の
自己理解が深まり自分への癒しになる。

それが傾聴の一番の魅力です。

<お知らせ>

「傾聴すると聴く人が楽になる!」
その実体験をお伝えしたくて
15年間、傾聴一筋にお伝えしています。

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10月12~14日東京開催
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http://bit.ly/2qJDa6f

<<編集後記>>

きのうは午前中に広島から岡山に移動し、
午後久しぶりに知り合いに会ってから
高松に移動してきました。

高松はむかし何度か来たことがありますが、
いつもは羽田から飛行機だったので、
電車で来たのは楽しかったですね。

でももう夜で海を越えるときに
真っ暗で景色が見えなかったのが残念であります。

今日は徳島県に移動し講演を終えたら
飛行機で帰ります!

台風の影響は避けられたのでラッキーです。

今日も張り切ってまいりましょう。

今日もいい一日をお過ごしください!




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)