子どもへの傾聴「ブドウのミカン」

いつもありがとうございます。

ワインよりブドウジュースのほうが好きな、岩松正史です。

街中、レストラン、喫茶店・・・

人が集まるところは
傾聴の耳を鍛えるのにちょうどいい。

聴き取りの練習の場として最適。

お母さんは右手、
女の子は左手。

2歳くらいの女の子が
駅ビルの中をお母さんと
手をつないで歩いている。

私は2人を追い越して、
2メートルほど前を歩いていた。

あるきながらお母さんが
女の子に子に問いかけた。

母「ブドウにする?ミカンにする?」

さらに続ける。

母「でもぉ、ブドウのジュースは家にあるからなぁ」

その母からの問いかけに、
女の子はあどけない声で答えた。

女の子「ブドウのミカンにする!」

その愛くるしい回答に、
思わず吹き出してしまった(笑)

でも、お母さんは躊躇せず
それまでと同じ優しい口調で応えた。

母「ブドウのミカンにしようか」

そのお母さんの応答に
感心し感動した。

そして、

心の中で叫んだ。

「まさに傾聴だ!」

と。

・・・

傾聴は相手の気持ちを
そのまま受け止める。

子どもが一生懸命伝えようとしている
気持ちに理解を示すなら
言い間違いをわざわざ指摘するのは
ナンセンスでしかない。

女の子にもし

「ブドウのミカンなんてないでしょ」

と間違いを指摘したらどうなるか?

正しい言葉を教えてくれありがとう
なんて感謝さない。

満足するのは指摘した自分。

親切という名のもとに、
指摘した方の人が
「自分が役に立った」という
有用感を満たしたいだけ。

・知識の披露欲
・間違いを許せない頑固さ
・親切の姿をして自己肯定感を高めたい自己顕示欲
・自己肯定感の低さ・・・

そういうのものが、
そのままを受け止めず、
指摘したい欲として現れる。

傾聴はそのままを受け止める。

でも、その「そのまま」が
なかなか出来ない。

多くの人は自分の中にある
「何か」が出てきてしまう。

人は自分をそのまま
受け止めている分だけしか
他の人を受け止めることが出来ない。

傾聴の練習は、
人を受け止める練習を通して
自分を受け止める練習になる。

傾聴は人のためよりも、
自分のためになる。

その体感があれば、
人の話を傾聴するのは楽になる。

<お知らせ>

そのままの自分を知り
相手をそのまま受け止める方法は
傾聴サポーター養成講座で知れます。

次回は10月12~14日東京開催です。
 ↓
http://bit.ly/2qJDa6f

<<編集後記>>

珍しく昨日おとといと
2日続けて自宅にいました。

2日も家にいるなんて
本当に久しぶりです。

そしてちょうどそのタイミングで
車のサイドミラーが故障。

休日になると体調を
壊すという話は聞いたことも
経験もありますが、

休日になると車が壊れる
というのは聞いたことがありません(笑)

購入したディーラーが
定休日だったので、

サポートに電話して
近所にある別のディーラーで
応急処置をしてもらいました。

待っている時間
出していただいた
アイスコーヒーを飲みながら

「何もない日っていいなぁ」

と働きすぎを少し
反省したのでした。

今日から2週間
講演と研修のロードに出ます。

張り切っていきます。

今日もいい一日をお過ごしください!




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)