知識の下敷きを入れる

いつもありがとうございます。

ウーロン茶よりジャスミン茶の方が好きな、岩松正史です。

・・・

講座を開催するときに初期の段階で
難解な話をわざとすることがあります。

例えば、昨日から大阪で開催している
傾聴サポーター養成講座では
初級が終わったばかりの人に

一致、重要、共感という
傾聴の核であることについてロジャーズの著書を引用しながら
心理学的な解説をあえてします。

早めに難解な話をするのには訳があります。

「知識の下敷きを入れるため」

にしているのです。

一致や共感は感覚で体得しないと
頭で理解している状態では全く意味がありません。

また深く理解するためには
そもそも時間が必要です。

10年カウンセリングをしても
よくわからないという人はたくさんいます。

物事を理解するためには
スモールステップがいいと言います。

多くの場合確かにそうで、
私もスモールステップを多用します。

でも、難解すぎるものや時間がかかると
あらかじめわかっているものは
先にゴールまでの詳細を伝えておくことがあります。

先に伝えておくことで知識の下地ができて、
さらに上に新しい知識を乗せやすくなるのです。

例えば知識を先に伝えあと、
後々になってロールプレイの中など実際に

共感や一致が現れる場面、
考えさせられる場面が現れたすることが多々あります。

その時に、

「以前お伝えした共感(一致)とは今まさにあなたが経験(目の当たり)されていたことです」

と伝えた方が、先に何も伝えずいきなり
解説するよりも数倍理解がしやすくなります。

なんとなくでも「知っていること」があると、
経験と結び付けやすくなるのです。

だから聞いたことがあるいうモヤモヤ感が大事で、
モヤモヤしていると潜在意識はいつでも

その答えが気になっていますから(ゲシュタルト)
答えが目の前に現れたとき気づきやすくなります。

すべての知識を先に伝えすぎると脳はパンクします。

でも核となる本当に伝えたい大切なことは
いますぐには理解できないことを承知の上で
先あえて伝える種まきをしておくことが大切です。

特に講師など何かを伝える立場にある人は、
その場ですべてスッキリ理解してもらおうとせず、

ときにはモヤモヤをあえて抱えてもらっておいたまま
保留しておいて一気に
理解してもらう手法も有効です。

そのためには

「疑問を持ってもらい続ける」
ことを許容しましょう。

先に潜在意識に入れておいて、
保留してもらいながら進めると
学習効果が高まることがあります。

よかったらやってみてください。

<追伸>

心の声の聴き方を
傾聴サポーター養成講座でお伝えしています。

次回、10月12~14日東京開催
 ↓
http://bit.ly/2qJDa6f

<<編集後記>>

きのうから大阪で講座を開催しています。

全3日の講座です。

北は北海道、南(?)は長崎から
お越しいただいています。

大阪開催の特徴は大阪で開催しているのに
大阪府の方が毎回少ないことです。

今回も、20人ほど参加者がいるのに
大阪府方は4名だけです(笑)

もちろん大阪の場合近隣の
奈良、京都、兵庫の方もいらっしゃるわけですが、
遠方の方も多くありがたいですね。

今日は2日目。

張り切ってまいりましょう。

今日もいい一日をお過ごしください!



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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)