専門家になってはいけない理由

いつもありがとうございます。

器用貧乏が悩みの、岩松正史です。

昔のことですが、5年間ほど
30年ガン治療をしてきたお医者さんの勉強会の
企画運営をしていた経験があります。

そのお医者さんは知り合い・・・というより、
いろいろ面倒を見ていただいていました。

受付が終われば話は聴き放題でした。

ある日そのお医者さんが「専門家」について
面白い話をしていたのを
最近思い出しまして。

お医者さん曰く

「最近の医者は専門家が増えすぎて何もわからない」

と。

一瞬、常識とはま逆のその話を聞き終わるころには、
妙に納得していたのでした。

真意はなんだったかといいますと・・・

最近のお医者さんは、
専門の部品化が進んでいるのだそうで。

内科とか外科という大きなくくりだけでなく、
その中でさらに胃の専門とか。

胃の中でもあるある特定の部分の専門とか、
専門分野の細分化が進んでいるのだそうです。

全体のことがわかったうえで専門が
細分からなイイのですが、
そうではないというお話でした。

部分的にしかわからない人が増えていると。

そういう皮肉を込めておっしゃったんですね。

・・・

私自身は傾聴が専門と言っております。

中でもどうすれば楽に聴く
傾聴の仕方が多くの方に伝わるか???

を大切にしています。

コミュニケーション全体の専門家ではありません。

そういう意味では全体がわかっていないとも言えますね(汗)。

でも傾聴の専門性は私の一部分であって、
もう一つ広いところで

「効果的な脳と心の使い方」

が専門だと思っています。

結果的に、傾聴に留まらず他の物にも通じる
脳と心の使い方まである程度お伝えすることで

知識を増やすだけでなく、
学び方を知っていただけていると思います。

だから記憶術、ダイエット、読書法、勉強法・・・
様々な講師をしているのは、
私の中で最も広い専門である

「脳と心の使い方」

をお伝えしているだけで、
別に傾聴と矛盾するものでもありません。

・・・

一つを突き詰めて専門を極めることは大事ですね。

私もまだまだ未熟ですが
傾聴を10年やると決めてやってきました。

でも、それはあくまで全体をよくするための
一部分でなければ意味がありません。

専門性は「最終的に広げるために狭めて」こそ、
本当の専門なのだと思います。

いかがでしょうか?

これをお読みいただいているあなたは、
何か専門がありますか?

その専門を突き詰めることで、
全体的に何かがよくなった(わかった)経験はお持ちでしょうか?

部分だけの専門家にならないよう気を付けたいですね。

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9月21~23日大阪で開催です。
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<<編集後記>>

きのうは鬼のように事務仕事を片付けました。

それも、細かい仕事ではなく
来年を安心して過ごすための事務仕事でした。

ずっと気になっていたことが片付くと
スッキリしますね。

逆に言えば、いつも何とも言えない
(そして忙しくて忘れてしまう)
モヤモヤを日々抱えながら過ごしていた
自分がいたことに気が付きました。

なんとなく先延ばしにしてしまいがちなことを
ちゃんとこなしていくために
スケジュール長の使い方を変えることを思いつきました。

その方法については、
また別の機会にご紹介します!
(うまくいったら(笑)!?)

今日もいい一日をお過ごし下さい!



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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)