「感情的に言う」と「感情を言う」は別物

いつもありがとうございます。

朝6時にするはずの仕事を夕方6時から始めている、岩松正史です。

「感情的に言う」と「感情を言う」はまったく別物です。

先日、講座にきた人生の先輩から聴いた面白い話しです。

その方にはプレゼント好きの娘さんがいて、
「お母さんいま何か欲しいものはない?」
と訊かれたそうです。

ちょうどキッチンタイマーが欲しかったので

「そうね。上質のタイマーが欲しいわ」

と伝えたら、
娘さんが跳びあがって驚いたのだとか。

なぜなら、

娘さんには「上質のタイマー」が
「上質の大麻」に聞こえたそうで(笑)。

ウソのようでホントの
聴き間違えによる笑い話なのでした。

・・・

話は変わりますが、

「感情的に言う」ということと
「感情を言う」とことはまったく別のことです。

「バカ野郎」「クソ野郎!」「しね!」
と他人を攻撃するように言葉が「感情的な言葉」です。

「私は傷ついた」「私はこういう気持ちでいる」
と、自分の感じている感情を
言葉にすることが「感情を言う」ことです。

「感情」という単語が入っているから
似たようなもんだろうと高をくくっていると、
「感情的に言う」と「感情を言う」が
ごっちゃになってまったく理解が出来ません。

傾聴に興味がある人はよく聞いてください。

傾聴では・・・、

「『感情的』に言いたくなっている、今目の前にいるその人の『感情』は何か?」

を聴くのです。

感情的に汚い言葉を浴びせかけると
相手も傷つきますが言った本人も傷つきます。

なぜなら、

人間の耳は聞こえてきた言葉を
誰が言った言葉なのか理解できないからです。

「バカヤロー」と他人に言えば、
その言葉は自分の耳にも入ってきて

自分がそう言われたのと同じなので
深く自分を傷つけます。

感情的にネガティブワードを言えば、
自分も他人も同時に傷つきます。

ところが、

同じネガティブワードでも
感情的にではなく、ただそのまま

感じている感情を言うとむしろ
癒しになることが分かっています

「私は悲しい」「私は苦しい」「私はそれがイヤだ」

このように自分の感情を言語化するためにはその過程に

「自分の感じている感情は何かを見つめる」

作業が発生します。

つまり自己理解です。

自分で理解したその感情を言語化し、
さらに言語化した言葉を自分の耳から聴きなおすことは、

「私は今悲しいんだね」

と自分で自分を受容し共感して
くり返しをしているのと同じ効果をもたらします。

つまり、

感情の言語化は「自分への傾聴」になります。

今ここにいる私という人間の
「感情を言う」ことは、
誰も傷つけないだけでなく、自分を癒すのです。

「感情的に言う」と「感情を言う」、
この2つの違いがちゃんと分かれば
人を傷つけずに自分を癒すことが出来ます。

自分の気持ちが分かる人こそ、
人の気持ちがよく分かる人なのです。

「感情的に言う」と「感情を言う」は
「タイマーと大麻」くらい違いがあります(笑)

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<編集後記>

きょう新しい眼鏡が出来上がりまして。
少しイメチェンを謀っております。

ネットで見て欲しいと思ったのに
在庫がなかったものを一週間かけて
取り寄せてもらったのに、

結局、買ったのはお店でたまたま見つけた
特徴的な一品でした。

どう変わったかは、
今後Facebookでご確認ください!

今日もいい一日をお過ごし下さい!




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)