いい顔色のうかがい方

いつもありがとうございます。

東京の蒸し暑さに比べれば、名古屋のさすような暑さは嫌いじゃない、岩松正史です。

名古屋に来ています。

4日ほど滞在予定です。

昨日は社会福祉協議会さんで
電話を使ったボランティアをしている方向けの
フォロー研修の講師としてお招きいただきました。

今回の研修に限らず、
ボランティア活動を長くされている方の中には、
傾聴を習った経験がある方が結構いたりします。

きのうも受容、共感、一致という言葉
(傾聴の基本姿勢)をいままでに
聴いたことがある方が3割近くいらっしゃいました。

傾聴を学んだ経験がある方に
どのように伝えていくか工夫するのが
講師の腕の見せ所で楽しいところであります。

何を、どこから、どこまで、どのように
伝えることが今目の前にいる
会場の皆さんにとって一番お役に立つのか?

正しい知識を伝えることよりも、
ロールプレイを体験してもらうだけよりも、

・今までの不安や悩みの原因が分かった
・勘違いに気がついた
・今日から試して見たいことが出来た
・参加前よりも少し気分が軽くなった、安心した

そんな風に思って帰っていただけるように
伝え方の工夫をします。

基本となるテキストはありますが、
それ以上に、目の前にいる人たちの
顔色をうかがいながら研修を行います。

そう・・・

「顔色をうかがえるようになった」んですね。

昔は出来ませんでした。

15年前、講師を始めた頃は
前の日までに必死に考えて、

当日は決めたレジメ通りにどうやって
正確に伝えるかで頭の中がいっぱいでした。

伝えることに一杯一杯で
伝わっているか?相手の顔色を
うかがう余裕などありませんでした。

今は逆に、

レジメを持参し忘れても(<おいおい(汗))
その時いる人たちの様子に合わせて、
柔軟にレベルを上げたり下げたり、
伝える内容を足したり引いたりしています。

その方が学びが深くなるので。

日常生活でも自分のことだけ考えているとつい

・ただの個人的な感想の披露
・自分がいいと思うことの一方的な押し付け

になりがちです。

相手がちゃんと受け取れているか?
相手の顔色を伺う余裕など
なくなってしまいがちではないでしょうか。

一般的に「顔色をうかがう」という言葉は
良くない意味でつかわれることが多いようです。

それは、自分が嫌われていないかを
気にしながら顔色をうかがうからです。

確かにそれは精神衛生上よくありません。

でも、

相手がちゃんと受け取れているか
気にしながら顔色うかがうくらいの
余裕は欲しいものです。

それは、

「良い顔色のうかがい方」

ではないでしょうか。

いかがでしょうか?

これをお読みいただいているあなたは
相手がちゃんと受け取れているか?
顔色をうかがいながら話を聴く余裕はありますか?

10のことを伝えて1つも伝わらないよりも
1伝えてちゃんと1伝わる方が大切です。

「伝える」より「伝わっているか」
を気にしながら会話をすると
人間関係のすれ違いは減ります。

よかったらやってみてください。

<お知らせ>

傾聴を初歩から本格的に3日間で学ぶ
傾聴サポーター養成講座は
8月10にから始まります。※残りわずか
 ↓
http://bit.ly/2qJDa6f

<<編集後記>>

年2回しか名古屋に来ないのに、
なぜか今年は5月と8月という風に
近い日程で予定を入れてしまいまして。

何でそうしたのか自分でもよく分かりません(笑)。

明日からの傾聴1日講座には
またたくさんの方がご来場予定です。

前回会場が狭くてご迷惑を
おかけしてしまいました。

今回新しい会場にしたので
たぶん大丈夫だと思いますが
はじめてつかう会場はいつもちょっとドキドキします。

今日は一日、愛知在住の
認定講師の方のフォローです。

今日も張り切ってまいりましょう。

今日もいい一日をお過ごし下さい!




logo1

■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)