「本心はわからない」から始まる

いつもありがとうございます。

敷布団をマットレスに変えた、岩松正史です。

ある日仕事をしていると
息子から電話がかかってきた。

めったにかかってこないので
嫌な予感がする。

恐る恐る出てみた。

私「もしもし?」
息子「ガサ ガサ ガサ」

話しかけてもガサガサ
音がするだけで返事がない。

何か大変なことが
起きているのだろうか?

不安になる。

ところがそれから数秒待っていると
ガザガサ音の中から

「ルン♪ルン♪ルン♪」

と息子が鼻歌を歌うのが
聞こえてきた。

どうやら

走るかスキップをしながら
鼻歌を歌っているらしい。

動いている最中に間違えて
電話がかかってしまったようだ。

「もし、もし、もし」

何回も話しかけるが
全く聞こえる様子がない。

息子はルンルン歌い続けている。

その様子を聞いて
なんだかとても幸せな気分になった。

息子は私と一緒にいる時に
ルンルン言いったことはない。

「親がいないところではこんな感じなんだ」

と息子の本心を垣間見れた気がして、
幸せそうで安心した。

少し名残をしかったけれど、
幸せ感を満喫してから

そっと電源を切った。

「この子が幸せそうでよかった」

と安堵した。

・・・

親はいつでも子供の本心を
知りたいと思っている。

でも、

親子と言う枠組みがある以上
どうしても出てこない本心がある。

本心を出すようにと
お願いして出来るものでもない。

本心は面と向かっている時よりも
面と向かっていないときの方がよく出る。

カウンセリングも同じだと思う。

クライアントはカウンセラーと
向き合っているからこそ
出せる本心が確かにある。

でも、向き合っていては
出せない本心もある。

向き合っていないからこそ
出やすくなる本心もたくさんある。

カウンセラーはあまり
本心を引き出そうとしない方がいい。

どうせクライアントの人生にとって
カウンセラーと会っている時間よりも
会っていない時間の方が
圧倒的に長いのだから。

クライアント本人が
必要なタイミングで
気付きたい本心に気づけば十分。

カウンセラーの目の前で
本心に気づいて見せる必要などない。

会っていない時間にこそ
熟成され、解放された
必要な気づきがあればそれで良い。

気づきがなければそれでもいい。

目の前で気づいた姿を見たいなら
それはカウンセラーの欲。

カウンセラーは本心が出せるクライアントも
出せないクライアントも余裕を持って
見てあげよう。

本心は周りに知らせなくても
自分が気づいていることにこそ
価値があるのですから。

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