傾聴の講師をする方必見!「受講者さんの主訴に応える」

いつもありがとうございます。

台風通過後に大好きな真夏到来を確信している、岩松正史です。

傾聴力は知識を増やし、
スキルの練習をすれば
上達するかというとなかなか
そういうわけにはいきません。

続ければ上手くなる人もいますが、
ならない人がほとんどです。

なぜなら、

知識や練習の学習は表面的に
見えている必要(ウォンツ)は満たしてくれても
そもそも傾聴を学ぶ必要を感じた動機、

満たされていない「何か(ニーズ)」
満たすことにはならないことが多いからです。

本人がニーズに気づいていて、
はじめからそれを解決しようという
意思を持って取り組むことで
成果が上がりやすくなります。

では、

傾聴を学ぼうとする人が抱えている
本当のニーズとは何か???

それは、

自分がどんな状態の時に
話を聴きづらいか?
関わりにくいのか?
考えてみればわかります。

多くの人は自分が以下のような
状態の時に聴きにくさを感じます。

・忙しいとき
・気になることがある時
・悩んでメンタルが落ちているとき
・体が疲れているとき(二日酔い?)
・責められたり怒られたるしているとき
・自分とは真逆の意見を聞いている最中
・自分も大好きな話題のとき(自分が話したくなる)
・興味がない話を聞かされているとき
・焦っているとき

このような状態に陥っているとき
多くの人は

「自分は話が聴けていない(聴けなかった)」

感じます。

「自分の心が過剰に動きすぎてしまっているとき、あるいは自分の心が冷めすぎてしまい動かなくなりすぎてしまっているとき」

人は聴けていない自分を自覚します。

そんな自分をどうにかしたいというのが
傾聴に興味を持っている人に
共通するニーズです。

ではこの「心が過剰反応する」状態は
傾聴の知識を増やし、

ロールプレイであいづちや
くり返しの練習をしたら
改善するかというとしません。

傾聴力を根本的に
上げて行くためには

「自分自身が抱えている動きすぎる心、動かなさすぎる心をどう取り扱っていくか」

をあらかじめ課題として設定して
取り組まなければ傾聴力は高まりません。

受講者さんがそもそも
傾聴に関心を持った根本的な理由は
そこにあるのですから。

ですので、

傾聴の指導をする人は
知識やロールプレイとあわせて
最も大切で根本的な

「動きすぎる心、動かなすぎる心をどう整えていくか」

心の整え方を一緒に教えてあげなければ
傾聴の練習は非常に表面的で
中身の薄いものになってしまいます。

「なぜこの人は傾聴の講座に来ようと思ったのか?」

本人すら気づいていない
心のワケ(ニーズ)を考える。

それは傾聴で大切な
「根っこの主訴」の理解そのものです。

傾聴の指導をする方は、
受講者さんの根っこの主訴を理解し
サポートしてあげましょう。

根っこの主訴が正解かどうかは、

「この人がもし何事に対しても心が過剰に動きすぎたり、逆に固まり過ぎたりしないいつでも心穏やかな人だったとしたら、果たしてこの講座に来ただろうか?」

と自分が見立てた根っこの主訴から
逆算して考えてみればわかります。

そのとき

「来なかっただろうな」

と確信できばそれが根っこの主訴でしょう。

記憶法、ダイエット、学習法、
読書法、マインドマップ・・・

私はいろいろな講座を開催しますが、
傾聴の講師が他の講座の講師とでは
決定的に違うところが一つあります。

それは、

講座そのものが講師の傾聴力を
試される場であることです。

傾聴の大切さを力説したり、
一生懸命解説するよりも

講座全体を通して受講者さんに
傾聴の姿勢で関わって
講師の姿を感じてもらうことが
一番の説得力をもつのです。

逆を言うと傾聴の姿勢がない講師は
すぐに実力がばれてしまいます。

それが傾聴の講師の
面白さ、やりがいでもあります。

傾聴を伝えている方はぜひ
受講者さんのウォンツと同時に
ニーズを十分に満たしてあげましょう。

カウンセラーとしての実力を
感じてもらえる最高のチャンスです!

<お知らせ>

毎年9月、10月に傾聴1日講座の
講師養成講座を開催します。

受講資格:①②の両方を見たつ方
①認定傾聴サポーターの有資格者
②傾聴1日講座 基礎&実用両方の受講を修了された方

傾聴の講師としてだけではなく、
講師としての実力をアップさせたい方に最適です。
 ↓
http://bit.ly/2mMV5nP

<<編集後記>>

きのうは傾聴研修の下見を兼ねて
長野から組織の責任者の方がお越しくださいました。

都内はきのうかなり蒸し暑くて、
東京の蒸し暑さには参った様子で
いらっしゃいました。

それで9月に長野に行くのですが、
そこはなんと長野出身の私が
高校生まで住んでいた地元でして。

新卒でファミリーマートの就職したはずの私が
23年の月日を経て傾聴の講師として
地元に貢献できるのは嬉しい限りです。

もう実家自体が引っ越して長野にはないので
久しぶりの故郷訪問を楽しんで来ようと思います。

この仕事を続けてきてよかったです。

今日もいい一日をお過ごしください!




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)