手のひら返しは責められない

いつもありがとうございます。

好きな子への告白が成功したと思った瞬間、
夢から覚めて布団の上で涙したことがある、岩松正史です。

手のひら返しは責められない

「初めからうまくいかないんじゃないかなと思ってたんだよ」

先日は「きっとうまくいくよ!」
と太鼓判を押ししてくれたはずなのに

失敗した結果を伝えたときに
同じ人からそういわれたら
どう思いますか?

「前はうまくいくって言ってたじゃない!」

とツッコみたくなるのではないでしょうか?

このように結果が出てから
意見を変えることを

「手のひら返し」

と呼んでいます。

あたかも初めから自分は
すべてを見通していた的な発言は
ずるく感じるものです。

でも

この自己保身に見える手のひら返し、
意識的にしているというよりは
無意識のイタズラみたいなもののようです。

どういうことかと言いますと・・・。

人間の記憶はすべて
イメージとして脳に残っています。

そして脳はイメージに対して
それが現実なのか空想なのか
区別が出来ません。

たとえば会話中、
人は様々な種類のイメージを
見ながら相手の話を聴いています。

1.相手から聴いた状況
2.自分が体験した過去の体験
3.話から予測した今後の成り行き

種類が違いますが
すべてイメージです。

1は今聞いたばかりの事実のイメージ。

2は過去に自分が体験した事実のイメージ。

3は未来を想定する空想のイメージ。

未来を予測して備えるために
3は役立ちます。

イメージされたものはすべて
脳には事実として記憶される。

ここに手のひら返しが起きる
秘密があります。

脳は失敗するイメージも含め
何十何百のイメージを見ているのです。

失敗したイメージはその中の一つです。

でも脳は現実にある結果と
同じイメージを見た経験があるので、

「私は初めからそう思っていた」

になってしまうのです。

正確にはこうなります。

「私は、あなたが失敗するかもとも思った。でも、別のこともたくさん思った。」

人間は常に自分が正しいと
思いたい生き物ですから、
この脳のイタズラに気づくことは困難です。

それに同じ思い込みは当たり前に
自分自身もしていることなのです。

手のひら返しは
誰にでもよく起きるのです。

ですから、

悪意のない手のひら返しは
広い心で許してあげましょう。

<お知らせ>

「大病をした方との接し方」
「傾聴ボランティアの聴き方」
ダブル講演会5月31日
 ↓
http://bit.ly/2WPfTLM

<<編集後記>>

きのうは大雨の中、
整体に行ってきました。

講座の受講者さんの中に
腕のいいオステオパシーの
先生がいまして。

比較的家が近かったので、
通い始めてもう2年以上になります。

長年講師業をしていると
いろいろな分野の専門家と
知り合うことが出来るのが楽しみの一つです。

今日は傾聴心理士養成講座です。

今日もいい一日をお過ごしください!




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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)