講師業の面白さ


いつもありがとうございます。

ネットショップのあなたへのおすすめ商品に、
「ベニヤ板」が表示され困惑した、岩松正史です。

笑顔が少ない受講者を気にして、
喜ばそうとしすぎてはいけません。

喜ぶかどうかは本人が決めること。

講座の種類にもよりますが、
笑顔が多いかどうかを基準にすると
軸がぶれます。

「喜ばす」は決して
目的にしてはいけません。

私が行っている傾聴の講座の場合
講師の目的は伝えている傾聴の内容同様に
受講者さん自身に伝えながら

・寄りそおう
・支えよう
・そのまま理解しよう

に徹する。

伝えていることと同じ態度で
講座中講師がいられるならば
必要な学びは提供出来ているでしょう。

結果的に受講者が喜べば
嬉しかったんだと理解すればいいし、

喜ばなくても、自己研鑽は今後も続けつつ
その人は喜べない季節にいるんだと
理解すればいいのです。

講師が受講者の反応に
ポジティブなものを求めすぎると
講座の軸がぶれます。

笑顔がない参加者が気になり、
どうにかしなければと焦ると、

その落ち着かない雰囲気は
他のやる気がある受講者にも伝播し
場が微妙な空気に包まれます。

講師以外の受講者はみんな
その講座を受けるのが初めてなので、
講師が求める場の雰囲気が
なんなのかは分かりません。

受講者はいつも自然体です。

でも講師は過去の経験と比較して
いつもと雰囲気が違うことを気にします。

盛り上がらないのを
気にしているのは講師だけなのです。

・・・

人には季節があります。

企業から講座目的で講座に
送り込まれてきた人の多くは、

講座を受講したいと思う
季節にはいない人たちです。

もっと別の大切なこと
(たとえばやりのこした仕事など)
が気になっているのです。

自分で探し望んで参加した
受講者の季節は真夏でHOTでも、

送り込まれてきた人の季節は
木枯らしが身に染みる
真冬なのかもしれません。

その人がいる季節の違いに、
いい悪いはありません。

だから講師は冬に住んでいる
受講者さんを無理やり夏に
引っ張り込もうとする必要はありません。

自分が好きな夏色に全員を
染めようとするのがいい講座ではなくて、

夏の人には夏にいるまま、
冬の人は冬にいるまま
学んでもらうことが平等なのです。

人には喜ぶ権利もあれば
喜ばずにいる権利もあります。

講師は自分の役割さえ果たしていれば
それでいいのです。

結果は相手が決めること。

ところが相手の季節を
大切に講座をしていると

盛り上がらなかった講座の最後にもらう
感想文がこちらが思った以上に、
気付があったと評価をもらうことがよくあります。

逆に期待通り盛り上がっていた人たちからの
評価の方が低いこともあります。

見た目で判断してはダメです。

基準を自分に置きましょう。

自分の基準をちゃんと持つことは、
イコール相手の基準を
認めることと同じだからです。

自分の基準を大事にすればするほど
参加者のお役に立てる確率が高まります。

それが講師業の面白いところです。

<お知らせ>

傾聴講師養成講座を
毎年9月~10月に開催しています。

講師になりたい方は、
傾聴サポーターの資格の取得と
傾聴1日講座基礎&実用を受講してから
ご参加ください。
 ↓
傾聴サポーター養成講座(毎月)
http://bit.ly/2qJDa6f

傾聴1日講座(毎月)
http://bit.ly/2qvtDuo

<<編集後記>>

きのうは久しぶりに
傾聴1日講座(実用)を
飯田橋で開催しておりました。

講座自体は毎月開催されていますが、
今はほとんど他の講師の先生に
お願いしているので、
私が担当するのは久しぶりです。

出来るだけ働かず
要領よく稼ぐのもいいですが、
やっぱり現場で受講者さんと
向き合うのが自分は好きだと
確認した次第です。

今日は傾聴心理士養成講座で
受講者さんと向き合ってきます!

今日もいい一日をお過ごしください!



logo1

■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)