寄りそいたいなら、寄りそおうとしてはいけない理由(2)

いつもありがとうございます。

春の空気を満喫している、岩松正史です。

前回は、

「寄りそいたいなら、寄り添おうとしてはいけない」

というお話しをしました。

今日はその続きです。

寄り添いたいなら

「寄りそう」という抽象的なことを意識するより、
「イメージをする」

というお話を、途中までしました。

Aさんの悩みを聴くのであれば、

「Aさんが語る場面を、そのまま想像しイメージする」

その時のポイントは、

「イメージの中にAさんの姿が見えている状態でイメージしてみる」

ことをお勧めします。

Aさんを主役にしたドラマや
映画を見ているような感じです。

なぜ、Aさんの姿が見えた方がいいか?

もしAさんの姿が見えず、
聴き手である自分が相手の立場に
完全に置き換わってしまったとしましょう。

そうすると

Aさんになり切って、入れ替わってしまったら
どうやってAさんの気持ちを感じとれがいいでしょうか?

Aさんの気持ちを理解するには、
Aさんの表情や態度とあわせて
見た方が、想像しやすくなります。

あくまで想像なので
100%正しいかどうかは別として
客観的にAさんの様子を見ることが出来ます。

1939当時37歳だったC.ロジャーズが
著書「問題児の治療」のなかでで
共感に該当する部分を「客観性」と表現しました。

まさに、共感とは客観的に(心あたたかく)
本気の他人事として相手を感じてくことです。

共感とは、相手が何を感じてるかを
分かろうとすることですが、それはつまり、
相手と接している自分が
「何かを感じる」からこそ
初めてできることです。

なので、傾聴で大事なのは、
「聴き手である自分が」
何を感じるかに意識を向けることです。

その聴き手自身が自分の感じていることに
関心を持地続けている姿勢を
「一致」といいます。

なので聴き手は自分が
「感じるための行動に集中する」
ことが、寄りそえるようになるための
一番の近道なのです。

寄りそおうとするのではなく、
「自分が感じようと」する行動、

つまり、

イメージをして、相手の姿や表情を見る
という行動に専念します。

すると結果的に
相手の気持ちが感じやすくなり
結果的に「寄りそえた状態」に近づくのです。

傾聴に限らず何事も
抽象的な心がけを目標にしないことです。

抽象的なものは別の
具体的な行動をしていると、
結果的に結果が手に入ります。

・傾聴する
・受容する
・共感する
・一致する
・寄り添う
・支える

・・・すべて抽象なので、
それ自体を目指しても意味がありません。

イメージできる具体的行動を
目標にしましょう。

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結果的に寄り添えた状態に近づいている聴き方は
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4月13日 東京
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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)