曖昧さをさけるより訂正の余地を持つ

いつもありがとうございます。

最近「パンダ」という言葉を
あちこちで耳にする、岩松正史です。

・・・

車の中で、

「ベツメツピグシュだから?」

と唐突に言いだしたのは
7歳の息子でした。

私「何が?」

息子「パンダ」

なぜいきなりパンダの話を
始めたのかはわからないけれど

「うーん」

と少し考えておそらく息子は

『絶滅危惧種』

と言いたかったのではと
推測し確認してみた。

私「『ぜ・つ・め・つ・き・ぐ・しゅ』のこと?」

息子「そう」

当たったようなのでとりあえず、

私「ムズカシイ言葉知っているねぇ~」

と褒めてから、

私「絶滅危惧種ってなに?」

と理解を訊いてみた。

息子「えっとぉ。少なくなってぇ。いなくなっちゃうこと」

私「正解!」

私が知っていることを質問しているのに、
そこに違和感を覚えないのが
純粋な子どものいいところであります。

私「じゃあ一回言ってみようか」

と続けた。

このときの「じゃあ」に
深い意味はないけれど、

あたかも前の話題と関連が
あるかのように装っただけ。

「ぜ」
「つ」
「め」
「つ」
「き」
「ぐ」
「しゅ」

私「じゃあ続けて言ってみて、はい!」

息子「ぜ・つ・め・つ・き・ぐ・しゅ」

私「オッケ~」

・・・

この経験からいくつか
学びを得ることができます。

1.曖昧な理解はお互いの間に混乱を招く
2.でも自分の認識を訂正する余地をいつでももっているならとりあえず曖昧でもいい
3.誤解を防ぐにはその場で言い直してもらうのがいい

全てを一発で正確に
理解することはできません。

勘違いや聴き間違いもあるでしょう。

でも自分では正しいと
思っていることの中にも、
認識違いや思い込みもあるのです。

曖昧な理解は誤解と摩擦を生みます。

でも曖昧さをすべて
排除することはできません。

ならば曖昧さを排除することに
力を使うよりも、
自分の理解をいつでも

「曖昧であるはず」

と仮定して、
たとえ自分にとっては事実だとしても、

訂正の余地を持って
おくのがいいでしょう。

すれ違わない人間関係を作るより
すれ違ってもやり直しが効く
関係を作る方法を持っているほうが
より建設的で現実です。

ちなみに、

パンダの絶滅危惧種指定は
2016年に解除され、
ひとつ下の「危急種」になっています。

1800頭台とまだ少ないものの、
中国政府に掘る保護が進み
以前より17%増えてきたからだそうです。

事実はどうであれ、
息子が絶滅危惧種を覚えられたのは
パンダのおかげであります。

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