温度を上げる

いつもありがとうございます。

変態といわれるのは嫌でも、変人といわれると嬉しくなる、岩松正史です。

・・・

同じ講座、研修をするときでも、
自主募集で集まって来てもらうのと、
企業研修で呼ばれていくのでは
まったく雰囲気が違います。

参加される方の「熱」が違うのです。

あたりまえですよね。

自主募集で参加される方は、
自ら時間を作る、お金をかけてでも
学びたいと思うから参加します。

一方、

企業研修などでは、学びたい人と
そうではない人がゴチャまぜに参加します。

その中に、真剣に学びたいと思う人も
当然いらっしゃいますが、
グループ全体として学びに対する熱量は
どうしても下がります。

研修に参加させられる人の立場で考えれば、
仕事の手を止めてわざわざ自ら
望まない研修に行くというのは
正直、面倒くさいですよね。

私もサラリーマン時代は
本社からの指示で参加させられている研修は
面倒くさいと思いながら参加していた口です。

もちろん、

そういう乗り気ではない人たちにも
興味を持っていただけるよう
努めるのが講師の務めです。

でも講師による場づくりの努力以外にも、
やる気があまりない人にも参加者意識を
高めて頂きやすくなるいい方法があります。

それは、

「広めの質問を受けつける」

ことです。

広めの質問とは、
講座でそこまで伝えた内容について
質問を受け付けるだけでなく、

比較的早い段階で、もっと広い範囲の質問を
受ける時間をつくることで
その場にいる全員のモチベーションが
上がることがあります。

例えば、

傾聴の研修をしていたとしましょう。

そこでただそこまで説明してきた
傾聴のスキルについての質問を
受けるのではなく、

もっと広い、コミュニケーション全体に
関するような質問を自由に
受け付けたりします。

すると、

傾聴自体には関心がなかった人でも、
コミュニケーションについてであれば
関心や自論が何かしらあるということは
よくあります。

広い質問を受け付けると、
熱が高い人からも当然質問が出やすくなりますし、

熱が低い人でも質問者と
講師のやり取りの姿を見ながら、
自分の考えと同じか違うかというふうに
人は分析を始めます。

するとそれが賛成意見であれ反対意見であれ
「何かしら」感じとるので、
それ自体が学びになっていますし、
無意識に参加してしまっているのです。

グループダイナミクスの一部ですね。

研修のように熱の高い人と
低い人が混在しているような研修の場合、
研修自体の効果がどうしても
限定的になりがちです。

一番いいのは、その項目に興味がある
意識が高い人だけを事前に
告知をして集めて研修することです。

その方が、分母は小さくても
より深く地図用的な学びを得る人の数が増えます。

これが最も効果的な研修方法です。

でも、どうしても熱の高い人も
低い人もまとめて研修をしなければ
いけない時もあります。

その時は、講師はいろいろ熱弁するだけでなく、
広めの質問を受けて、答えていく時間を
早い段階から作ることで、
全員の参加意識をある程度
高めることができます。

そして、質問を受けた方がいいのは、
研修講師だけでなく、人と接する仕事をしている
全ての人に通じます。

質問を受けるときのポイントは
質問されたことに対して、
答えが長くなりすぎないということです。

説明するより質問を受ける。

よかったらやってみてください。

<お知らせ>

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講師になることができます。

次回は3月13~15日です。
 ↓
http://bit.ly/2qJDa6f



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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)