真っ暗な道が一番近道

いつもありがとうございます。

公開中の映画シティーハンターが見たい、岩松正史です。
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ロジャーズのいう共感とは
客観性のことです。

それを説明するのに、
よく映画の例を出します。

映画館では観客席から客観的に
スクリーンを見ています。

でもだからといって
決して冷たくはありません。

本気でその世界を感じることができます。

私はよく傾聴の共感は、

「心あたたかい本気の他人ごと」

と表現します。

まさに映画そのものです。

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もう一つ映画館を使って傾聴を
例えることができます。

それは「深い共感とは何か」です。

映画をクリアに見て楽しむために
必要な事は何でしょうか?

もちろん、どの座席に座るかも
影響しまずがもっと大切なことがあります。

それは、館内が「真っ暗なこと」です。

映画館の中が真っ暗だから
スクリーンに鮮明に
映画の世界が映し出されます。

もし明るかったら
どうなるでしょうか?

スクリーンに映る映像が
ぼやけてよく見えませんよね。

昔、研修に参加したときに
部屋が暗くなりきらずOHPや
プロジェクターが白くぼやけて
見えにくかったという経験は無いでしょうか?

つまり、周囲が真っ暗になればなるほど
相手の世界が鮮明に伝わってくるのです。

これを傾聴に当てはめるなら、
相手のことをよくわかりたいなら
どっぷりと相手の心の闇に
浸かりに行きましょうということです。

聴くとき最も重要なことは、
悩みの相談などは話し手が感じている
ネガティブな感情を感じとることに
専念することです。

自分がネガティブになるのを避けて
半分明るい世界にいながら話を聞いていたら

いくら長い時間話を聞いても、
相手のことはよくわかりません。

傾聴するとは相手を
引き上げることではありません。

元気づけることでもありません。

いきなり問題解決を試みることでもありません

相手の感じているネガティブを
心の奥底から感じに行くことです。

共感し寄りそうためには、
真っ暗な道が一番近道なのです。
(それが心の事実なのですから)

明るい世界にいながら寄りそえるなら、
それはかなりの神業です。

暗闇を十分感じることが
寄り添うことにもなりますし、
相手の心情的な理解につながります。

結果的に問題の本質がしっかりわかるので、
早期の問題解決にもつながります。

いかがでしょうか?

明るい世界にいながら
聴こうとしていませんか?

それをやればやるほど、
聴いているようでいて、
よくわからなくなってしまうのです。

真っ暗闇を感じにいきましょう。

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■傾聴の参考になる動画
心理学的な傾聴の説明をゆっくり学べます
→ 諸富祥彦の傾聴のねっこ(動画)