素直な心になるには

あなたがいま一番尊敬している人は誰ですか???

私が今一番尊敬しているのは・・・

7歳の息子です。

そろばん、お絵かき、スイミング・・・

3つの習い事に通っていた息子は、
秋からテニススクールにも通い始めました

当初、本人が全部行きたいというものの、
さすがに4つの習い事はしんどいだろうと思い
スイミングはやめることにしました。

でも、最後の日が近づくにつれて、
息子がやっぱりやめたくないというもので、
結局、一度した退会の申し出を取り下げて、

今月から土日で3つ、
平日1つの習い事をしている息子です。

行きたくて仕方ないみたいです。

その姿と同じ年頃だった自分を比べると、
私は友達と遊ぶか、テレビでも見て
ゴロゴロしていたかったので、

自分の子供である以上に人として
「こいつすげぇーな」と思うのです。

息子を尊敬するところは、ほかにもあります。

二人でよく車で出かけるのですが、その時です。

車を降りで歩きはじめると、息子は
右手を自然と私の左手をつないでくるのです。

娘は結構早くに、親離れしたものですから、
7歳を過ぎても何も考えず、素直にスッと
手が出てくるのって、なんかいいな・・・と
嬉しくなります。

なので、最近は車を降りるたびに、
ちょっとドキドキします。

「まだ、今日も息子は、素直に手を差し出してくるだろうか?」
と。

・・・

12歳になった娘を最後に「おんぶ」したのは、
小学4年生の時だと、しっかり記憶しています。

息子と3人で珍しく悪ふざけしていのですが、
そのとき雰囲気でもうめったに父親に触らない娘が
背中に乗ってきたことがありまして。

そのとき、
「もしかして、これが最後かも・・・」
と思ったから覚えているのです。

そして、いまのところあれ以来、
娘をおんぶした記憶はありません。

小さいことはよく跳び箱遊びとか
お馬さんごっことかしたんですけどもね・・・。

息子もきっといつの日か、手をつないで
来なくなる日が来るんだろうな・・・
と、薄々気づいています。

もう十分物心ついてしまった息子なので
いつその日が来てもおかしくりません。

そう思うと、車を降りて、
何気なく左手を下げたふりをしながら

(本当は期待している)、
つないできてくれるまで間、ずっと
左手に意識が集中しドキドキしているのでした。

・・・

素直な心って何でしょうか?

素直になりましょうとか、
人に勧めるものじゃありません。

素直にならないといけないと思いますと、
自分を反省するためのものでもありません。

素直は「すること」でも「心掛けること」でもなくて
「今ここにあればあるし、なければない」もの。

ただ、その状態を表しているだけの言葉だと思います。

「この子は素直な状態があるなぁ」
と眺めておしまい。

素直さを育てようとすることは、
身長を伸ばそうということで、
無理やり牛乳を飲まさせるのと同じ、
根拠のない余計なお世話。

・・・

多くの人は素直じゃないかもしれません。

だからこそ、もし素直を見かけたらラッキー!

「素直だなぁ~」

と、素直に出くわせたことに、
感謝して味わっておしまい。

素直は育てるものじゃない。

強制するものでもない。

そこにあればただ喜ぶだけのもの。

・・・

傾聴の祖、C.ロジャーズの3条件、
一致、受容、共感は有名です。

でも、ロジャーズの著書をちゃんと読んだ人なら
当然わかることだけれど、ロジャーズは
「受容しましょう」とも「共感しましょう」とも
言っていない。

「うまくいっているカウンセリングを観察すると、受容という状態と、共感という状態が存在した」

といっただけ。

その状態をただただ感じ、感謝して味わえばいい。

その状態を作るために何ができるのか?と考えると、
それはあたかも野球に例えると、

「ホームランを打ったバッターを観察すると、上手なバッティングをしていた」

と当たり前のことを言っているだけのように思え、
「そりゃそうだよね!」
と、困ってしまいそうな気もする。

でも、一つはっきり言えることがある。

上手にホームランを打ったバッターも、
「上手にスイングしよう」という意識でバットを振っているはずがない。

もっと違う「何か」を意識していたはずだ。

受容と共感も同じ。

「受容しよう」「共感しよう」は的外れ。

それでは受容と共感の状態には到達できない。

素直な人が素直になろうとはしていないのとも同じこと。

受容と共感の状態にするには、
受容しよう、共感しようという目標とは全く違う、
別のものに意識を向ける必要があるはず。

・・・

どうすれば人は、素直になれるのだろうか?

まずは「素直になろうとすることをやめる」ことから始まる。

素直になろうとするのをやめませんか?

ではどうすれば素直になるのでしょうか?

息子を見ていると、それはなんとなくわかる気がする。

素直な人は、「自分自身に迷いがない人」だと。

だとしたら、努力すべき唯一のポイントは、
自分が自分に迷わなくなろうと
することでいいのではないか?

人のことを考えようとするから
自分のことがわからなくなる。

・・・

受容、共感も同じ。

自分自身に迷いがないように、自分を整えさえすれば
受容と共感に近づいているに違いない。

そして受容や共感が出来ちゃっている人は、
きっと素直な人でもあるんあろうと、
容易に想像できる。

素直になりたいなら、素直になろうとしない。

受容、共感したいなら、受容共感しようとしない。

自分のほうを整える。

大切な真理です。

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