自己肯定感の種類

だいぶ前、わが街にある遊園地のジェットコースターに乗ろうとしたときは、
120cm以上という身長制限があり、まだ115cmだった息子は乗れなかった。

春に小1になった息子は、いまならもしかしたら120センチ達しているかも知れない。

そんな成長した息子でも、スライドして大人の高さに合わさっているときは
自宅の風呂場にある「シャワー」には高くて手が届かないことがある。

毎晩、息子をシャワーに入れるとき、息子はすぐにこういってくる。

「届かないからシャワー下げて!」

いわれるとすぐ息子の手が届高さにシャワーを下げてあげる。

息子は何事もなかったかのように、頭を洗い出す。

そんなことを毎日繰り返しながら「この子、すごいな」と、いつも感心する。

何がすごいか???

「すぐに人にお願いできるのがすごい」
なと。

身長が低くて手が届かないことを、悪いとか劣っているなんてまったく思わない。

自分には無理だからという現実を素直に受け入れて、協力を仰げる。

その姿勢がカッコよく見える。

・・・

私にもできないことがたくさんあるけれど、すぐに人に頼めないこともある。

・お願いをしたら相手に悪いんじゃないか?
・時間を奪い、手間をとらせることになるのではないか?
・そんなこともできない人間なのかと見下されるのではないだろうか?

つい控えめに考えてしまう。

・・・

素直にお願いできる人と、出来ない人の違いは何でしょうか?

きっと、自己肯定感の違いでしょうね。

「出来ないことは劣っているわけじゃない。 出来ないことは出来ないという事実があるだけ・・・」

そんな風に素直に認められたら、お願いするのは楽であります。

自己肯定感にも種類がある事がわかりますね。

・何か出来たときにだけ上がる自己肯定感はニセモノ
・何が出来なくても下がらない自己肯定感がホンモノ

本物の自己肯定感をあげる簡単な方法。

それは、何かできる努力をするのではなく、何もできない自分を受け入れることしかないなと。

「無知の姿勢で聴く」

というのは、カウンセラーの基本態度ですが、「自分は役に立つべき人間だ」なんて
ラベルを自分に貼っているカウンセラーのカウンセリングは誘導的、説得的になったりします。

それはきっと「私を役に立つ人間にさせて!」(=私は役に立つ人間だと自分で思いたい!)
という自己肯定感の低さからくる、心の叫びなのでしょうね。

出来ないことを受け入れている本物の自己肯定感があるカウンセラーの姿勢は、
「出来ない」何かを抱えたクライエントと向き合ったときそのまま出てきてしまいます。

人間関係は自分の姿が映し出されているだけのただの鏡です。

出来るようになる努力は一見素晴らしく目ても、自己肯定感の視点で見ると、
一生向上し続けないと維持できない、危険と背中あわせの条件付きの自己肯定感。

そのままを素直に認めるところから出てくる自己肯定感は、何の努力をしなくても、
今この瞬間に手に入れらる無条件の自己肯定感。

こんな風に、自己肯定感にも種類があります。

歳を重ねることで得るものもありますが、失うものもあります。

経験がある人が必ずしもすごいわけではなくて、
経験があるがゆえに失っているものもあったりします。

コミュニケーション力に関していえば、素直な自己肯定感を持っている
息子はいつも私の先生であります。

息子を先生と思えるだけでも、私は少しは素直でしょうか(笑)

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