飛ぶ話し、脈略がない話はどう聴くか?

朝食に、先日買ってきたスイカを食べている息子に話しかけた。

「どう?そのスイカ甘い?」

息子は答えた。

「うん、これすごく甘いよ!これ」

(特売の見切り品にしては上出来だ・・・)
と心の中で呟いた。

私の中の無言の満足をよそに、息子が続けてこう言った。

「あのねぇ、きなこ食べるとやせるんだよ!」

(きなこ???)

・・・

いかがでしょう?

・唐突に話が飛んだ
・話に脈略がない

そんな場面に出くわしたことはありますか?

カウンセリングをしているとしょっちゅうあります。

飛ぶ話、脈略がない話は、どんなふうに聴けばよいのでしょうか?

普通の人ならまず「頭が混乱」して、
「どういうこと?」「なぜいまその話?」「何それ?」
と自分の中に疑問があふれてくるでしょう。

そうなるともう冷静に相手の話を聴くのは困難ですね。

でも、話が飛ぶというのはよくあることです。

まず、そのことをいつでも肝に銘じておけば大丈夫。

そして、話しが飛んだときはこんな風に受け止めます。

「別の話に飛ばしたかったんだなぁ・・・」
と、飛ばしたい気持ちだったという事実を認めておしまい。

話の内容に意識を向けすぎると混乱しますが、
話している人の心の在り方に意識を向けているとすぐに切り替えられます。

状況、理由、原因、出来事・・・、
そう言うものにばかり興味を持っていると混乱します。

なぜならそういう人の脳はいつも、状況、理由、原因、出来事・・・を
聴き手である「私」という人間が知っているか?理解できるか?に関心が強いからです。

なので、自分に理解できないことが起きると混乱せざるを得ません。

自分本位に聴いている状態です。

では、相手本位に聴くとはどういうことでしょうか?

自分が知っているか?理解できるか?はどうでもよくて、
「そのように話したくなっている人が、目の前にいるんだなぁ。」
と、人として目の前にいる存在を見つめればOK。

脳の中で理解不能エラーは起こりません。

「話の内容に興味を持つのではなく、話している人に興味を持つ」

それがいわゆる「気持ち」を聴くということです。

・・・

息子がなぜ、スイカからきなこがやせる話をしたくなったのかはわかりません。

彼の中で何かが連想されたのでしょう。

そうなった理由など知っても仕方ないのです。

理由を知りたいのは息子ではなく、混乱してしまったこちらの都合なのですから。

聴き手である私にとって大切なことはただ一つ。

スイカのことなど構わずに、
「そう、きなこ食べると痩せるんだぁ!よく知ってるね!」
と私が答えたとき、

息子「うん、学童の先生が言ってたから知っているの!」

と、自慢げに少し興奮して話す息子の満足そうな顔が見れれれば、それで満足です。

自分の納得をもって満足するか?

相手の満足をもって、自分の満足とするか?

あなたはどんな満足が出来たらうれしいですか?

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