言わないという支援

いつもありがとうございます。

人生初、水泳でトータル500m泳ぎ切りました。

自称カナヅチだった、岩松正史です。

6歳の息子のスイミングの見学にいった。

月1回だけある週末休みのお役目の一つ。

観に行ったら、観に行ったで

息子の様子を見るチャンス。

こういうお役目でも授からないと

観に行かないからたまには悪くない気がする。

本当に息子はどこにいても無邪気でかわいい。

ガラス越しの傍聴席から、

目を細めて眺めていた。

・・・

そろそろ終了時間。

ちびっこ達が全員

プールからあがって整列を始めた。

その時、中の一人に目が行った

小3くらいの男の子。

なんと・・・、

水泳パンツのお尻の部分が

破れているのを発見。

伝えたい・・・。

でも、

ガラス越しだから伝えられない・・・。

「水泳のコーチ早く気づいてあげてぇ!」

と心の中で祈るしかなかった。

・その子は問題を抱えていた。

・私はそれを指摘し、対処してあげたかった。

・でも相手に声が届かないところにいたので、気づいてはいたけれどそのまま見過ごした。

モヤモヤは残ったけれど、

他にできることはなかったと思う。

・・・

世の中、

会社の部下や後輩にでも、

家族でパートナーや子供にでも

「言ってあげたほうがいい」

と思うことは結構あったりする。

そのほうが親切だし、

はやく問題点を直してあげたいから。

でも、その時、

考えてみた方がいいかもしれないことがある。

それは、

「自分はいま、相手に声が届く位置にいるのだろうか?」

ということ。

真剣に伝えても、相手に理解しれもらえない

という経験は誰にでもあるでしょう。

それは、

物理的には目の前にいても、

もしかしたら心のバリアが

相手と自分との間にあるかもしれない。

すると

見えていて、声をかけても、

相手の心にはまったく届かなかったりする。

まるで、

私とパンツが破れている彼との間に、

見えるけれど声をさえぎる

透明な分厚いガラスの壁があったかのように。

もし、あのとき

私が傍聴席からガラス越しに

大きな声を出して

「パ・ン・ツ・や・ぶ・れ・て・・る・よ!」

と、叫んだらどうなっただろう?

・傍聴席にいた全員に伝わり彼はさらし者になってしまう

・仮に私の声が届いても、彼はパンツの穴をふさぐことはできない

・プールにいる他の子どもたちにも知れ渡り、さらし者にもなってしまう

果たして伝えることが必ずしも

親切な行為と言えるだろうか?

・・・

人はよく、

言ってもダメだと思うことでも

とりあえず言ってみるほうを

選びたがったりする。

なぜなら、

いいたい気持ちを抱えたままだと

モヤモヤするから。

でもパンツが破れているのが

気になっているのは私。

それを教えてあげたとき

満足するのも私。

相手のためじゃない。

間違いや欠点を指摘するのは簡単。

指摘したほうはスッキリして気持ちがいい。

でも、

いわれた人のためになっているかは

よくわからない。

ならば、

相手の心に届かないかもしれないときは

言わないほうを選ぶのも「親切」かもしれない。

相手を救うことは出来なくても、

今以上に相手を傷つけずに

すむというメリットもある。

少なくともとも、

相手と自分との間に

「心の壁」がないという自信がないときは

気付いたことは言わずに

見逃すというのもアリ。

・・・

私は

彼を助ける役には立たなかった

でも、

自己満足のために、余分なことをして

相手を傷つけたり、

別の問題を引き起こすことはせずにすんだ。

問題は気付いても、

見逃すのが親切なときもある。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「救うことは出来なくても、傷つけずに済むことも支えになる」

言うにしろ言わないにしろ、

相手のためかどうかではなく、

まず、

「言いたくなっているのは、きっと自分の方なんだ」

という視点から、

考え始めてみるといいかもしれません。

<お知らせ>

これで言うのは最後になります。

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