鏡と強化の関係

いつもありがとうございます。

聴くのも話すのも同じくらい好きな、岩松正史です。

地下鉄に乗っていたらスマホに

「地震速報」メールが届いた。

17秒後に震度3の地震が来るらしい。

私のスマホにメールが届いたのと

ほぼ同じタイミングで、

列車に座っていた他の数名の乗客のスマホも

地震速報の音が鳴ったり、

バイブルが振動した。

(私もそうだけれど)

その人たちは、他の人の反応を知りたいと

視線を上げ周囲をいちべつした。

・・・

でも、私たち数名を除いて、

他のほぼ全員の乗客たちは、動かない。

地下鉄も止まらないし、

アナウンスもない。

何事もなかったように、

地震の警報アラームは、過去に吸い込まれて消えた。

・・・

東日本の震災直後からしばらくは、

小さくても自身があれば、

電車内でもっとたくさんの、

警報音がなったし、電車もそれなりに過敏に反応した。

でもいまはそれはない。

そして、

ほぼ誰も反応しないことで、

わかった事実が一つある。

「震度3は気にしなくても、問題ないことが多い」

ということ。

次の駅に着くころには、社内にいたほぼ全員が、

すでに、地震の警報が

あったことすら忘れていた。

「みんなで気にすることもできるし、みんなで気にしないこともできる」

つまり

「気にする、気にしない」

というのは、

自分一人の問題であるようでいて、

実は、そこにいる人同士が

「気にする空気」

を作っているだけなのかもしれない。

気にする人たち同士が集まれば、

より、気にする集団になり。

気にしない人たち同士が集まれば、

より、気にしない集団になる。

つまり他人との関係は、

自分の在り方が映し出されているだけの

ただの鏡であると同時に、

その在り方を意識すればするほど、

相手にも同じ意識が伝播するし、

その同じ空気の中にいることで、

お互いの意識を強化しあっている

面もあるということだろう。

・・・

この原理を、人の相談に乗ることに

応用できるだろうか?

聴き手が話し手に

「気を使い」

「傷つけないように」

「喜ばせるように」

「正しく答えよう」

とする態度を意識したら

「相手もそれと同じことを、こちらにするようになると考えるのが自然」

相手もこちらに気を使うし、

傷つけまいとするし、

喜ばせようとするし、

正しく答えようとするだろう。

それで、

本当にいい相談相手になるだろうか?

逆の接し方もある。

相手を、

「教育してやろう」

「気づかせてやろう」

「無理にでもやらせてやろう」

「ダメ出ししてやろう」

などとすれば、

結局同じことがしっぺ返しとして帰ってくるだけ。

ならば、

自分に気づき、

自分で自分を認め、支え、

自分で道を見つけ出し、

よりよく生きる人になってもらうために

出来る支援とは何か?

それは、

聴き手自身が、

・聴き手自身が、自分に気づこうとし

・聴き手自身が、自分を認め、支えようとし

・聴き手自身が、自分で道を見つけ出そうとし

・聴き手自身が、よりよく生きようとする

「自分を気にする」ことに、全力を使うことこそが、

「相手への」最大の支援になる。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「自分のことをないがしろにするほど、他人のこともないがしろにする」

「まず、自分から始める」

・・・のではなくて、

「自分のことだけに集中する」

ですね。

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