残った跡をどうするか

悪い過去を帳消しにすれば、そこからいい人生が始まるということほど、大きな勘違いはない。

・・・

自宅のダイニングテーブルで

夕食を食べていた。

すると、目の前に見える真っ白な食器棚に

あるモノを発見。

箸やスプーンを入れる引き出しの

向かって右端に両面テープを剥がした

シールの跡が汚く残っている。

「何の跡だったろうか?」

思い起してみた。

6歳になる息子が生まれるとき、

赤ちゃんがいたずらして開けないように

扉をロックする器具を取り付けた。

息子が3歳を超え、

話せばわかるようになった頃に

ロックは剥がした。

その時の跡だった。

当時、ロックを外す瞬間、、

「ロックがいらなくなるくらい、この子は大きくなって・・・」

と感無量だったことも、同時に思い出した。

・・・

「当時、なぜきれいにシールをはがさなかったのだろう?」

思い返し見てたら、

結構、シールの残りは頑固で、

そのときは、急ぐこともないと

あきらめたのを思い出した。

「さて、どうするか・・・」

一瞬、悩む。

跡は見れば綺麗じゃない。

手間暇かければ、取れるかもしれない。

でもきっと頑固そうだ。

あえて綺麗にするのもいいけれど、

跡があっても、この3年間

そんなことを気にすることもなく、

忘れて使えたていたのだから

あえて、いまさらきれいにする必要もない

という考えもある。

「いま生きていられるならば、過去の軌跡は、暇なときに消せばいい」

そう思い、はがすのをやめた。

・・・

過去の奇跡が消えなければ、

今日を過ごせないと思うのは、たいてい間違い。

過去があるから、前に進めないのではない。

過去があっても、それを自分が気にしすぎなければ、

人はいつでも、いま前に進むことはできる。

過去の出来事は変えられなくても、

いま何をし、何をしないかは

自分で決めることができる。

もし、過去があるからいま前に進めない

と思おうとしている人がいたとしたら、

その人はただ、

いま前に進むことを自分が拒み、

自分が前に進まないという選択をしているだけ。

過去があっても前に進むことができる。

まず、その事実から認めよう。

今日、過去の傷があっても、

食器棚が難なく使えることを

ありがたく思って暮らせばいい。

それを「拒みたい」のは自分。

自分を生かすために

過去に生きたがるのをやめて、

跡に気付きながら、今日を生きよう。

過去の跡をなくすことばかりに

意識を奪われれば、

今日がなくなってしまう。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「過去を忘れてようとしない。今をどうするかに意識を向ける」

今日も食器棚の引き出しは、

問題なくちゃんと開いた。

それ以上に、必要なことは何もない。

<お知らせ>

過去を否定し、問題視するほど

さらに過去にとらわれていくのが人です。

過去を受容し、問題があっても大丈夫と思えると

人はいまを生き、未来に向き合いやすくなります。

そのための一つの方法として、

否定されず受け止めてもらえる傾聴は有効です。

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