やり残しと意欲

意欲とはいったいどうやれば、出てくるものなのだろうか。

大それたことはしなくても、意外と簡単に出す方法もある。

来週、9年間通い続けた

事務所近くの魚屋「焼き魚屋」が閉店する。

メニューが豊富でとにかくおいしい

お気に入りは「マグロのカマ焼き」。

カマをいつでも食べれる店なかなかない。

名残惜しく思い仕事のあと、

カマを食べに行った。

9年間、知った中の店員さんがいた。

「カマを食べようと思う」と言ったら、

「今日は脂がのっていた、サンマがおすすめ」

と、サンマを勧められた。

一瞬、考えたけれど、

「サンマ」にすることにした。

何を考えたかというと・・・、

「来週またカマを食べにこよう」

という自分の意志の確認。

翌日から大阪出張のため、しばらく食べに来られない。

そう思って、ここに今日来たのだけれど、

冷静に考えてみると、来週

大阪から帰ってきてから2日間、またこの街に来る。

昼はお客さんがいるからどうなるかわからない。

でも、お腹は食べたくなくても、

心が食べたければ夜なら一人でも来られる。

絶対に来られるとは限らないけれども、

一番食べたい「カマ」は来週の楽しみに

取っておくチャレンジをすることにした。

勧められたサンマは、やはり

とてもおいしくて満足した。

・・・

基本的にせっかちなほうなので、

何事も、要件は早く正確にすませたい部類に入る人間だ。

でも、その元来の性格とは別に

よくやることがある。

それは、

「あえて先延ばしにすること」。

今回のように、1番ではなくあえて2番を選ぶことをよくする。

なぜかというと、そのほうが

「未来に楽しい荷が増えるから」

「また来たい!」

と、思う要素を作ることで、

脳みそはそのことをいつも気にし始めるのを知っている。

起きているときも、寝ているときも、

無意識の中でいつも、

「どうやって、またあそこに行こうか」

と、具体的な方法を模索している。

やり残した未来の楽しみについて、

考えているときは実に楽しい。

・・・

仮に「1番」を選んでしまったときも、

未来の楽しみを作る方法もある。

私はラーメンが好きだ。

その日は、塩ラーメンを目当てで店に行ったとする。

1番食べたかった塩ラーメンを選んだ時でも、

それがおいしければ、食べながらすでに、

「つぎ来た時に、醤油?味噌?また塩?どれを食べようか」

次の予定を決めてしまうことが多い。

つぎ何を食べようか考えている。

その時間も楽しいし、実際、またその場所に

来れるタイミングが来た時は、

「今日は行けるぞ!」

とワクワクするのも楽しい。

1番でも2番でもいいから、わざといいま100%満足させず、

次に楽しみをとっておく(あえて作っておく)と、

未来が楽しみになり、いまがうれしくなる。

・・・

意欲が出なくて困るという人がいる。

きっといまが満たされすぎているのだろう。

意欲というものは、満たされてしまったら出てこない。

適度な欠乏感が意欲を生む。

やり残しがあると思うから、意欲は出てくる。

ならば、くだらないことでもいいから、

自分でやりたいことをやり残している

と思える状況さえ作れれば、

意欲は出やすくなる。

意欲の出し方を考えるのはやめて、

もし意欲が出にくいという人がいたら、

どうやってやり残しを作るか?

その方法のほうを考えてみてはいかがでしょうか?

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「やり残しがある人生のほうが豊か」

もしかして、あなたは

旅行に行くと、もうこれ以上

食べられないと、イヤになるくらい、

地元のグルメを食べすぎたりしていないでしょうか?

満たされすぎてしまうと、つぎまた行く

意欲がなくなってしまいます。

<お知らせ>

私は12年傾聴を続けています。

なぜ続けられているかといえば、

いつまでたっても、完成してくれないからです。

完ぺきにならないからこそ、飽きずに意欲をもって

「もっとうまくなりたい」と続けることができます。

楽てはないけれど、つい続けたくなる

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