上手に伝える方法

「伝えたいことが、うまく伝わらない」

そんな経験はないでしょうか?

伝わらない原因はハッキリしている。

「教えるのが下手な人は「自分が見えているもの」を伝えようとする。教えるのがうまい人は「相手が見えていないものが何か、知ろうとする」。

最近、この言葉をFacebookに投稿したら、

ものすごい反響が返ってきた。

きっとみんな、身に覚えがあるのでしょう。

・・・

この言葉は何を言わんとしているのか?

伝えるのが下手な人は、

自分がイメージで見えている世界を言うだけ。

自分に見えているけれど、

相手に見えていないことに気を配れない。

すると、

こちらにはわかっても、相手にはわからない。

「あの人は、分かっているからいいよね」

「あの人説明が下手」

と、思われてしまう。

・・・

伝えるのが上手な人は、

相手が見えるように伝えるのがうまい。

そして、

相手が見えるように

伝える方法には多く分けて2種類ある。

一つの方法は、

「あるあるネタ」を使って伝える方法。

誰にでも体験がありそうな話材を使って

伝えることで、自分の経験当てはめて、

イメージできるので、よく伝わる。

しかし、この方法には欠点もある。

細かくやり取りしなくても、

身に覚えがあることは

すぐにイメージしやすい半面、

あるあるネタは、全員が

似た体験を持っているとは限らない。

そこで、伝わりやすい人と、

伝わりにくい人がどうしても

出てきてしまうという欠点がある。

もう一つの方法は、

相手に何が「見えていないか」よく聴きとり、

細かいイメージを丁寧に、

具体例を挙げながらすり合わせをしていく方法。

この方法なら、直接相手に身に覚えがないことでも、

あえて、相手がすでに理解できている

イメージの部品を使って説明できるので、

相手は理解が進みやすい。

欠点としては、

同時に複数の人との情報共有はしにくい。

個別にやり取りしたいときに使える方法。

実際には、この2つの方法を両方使えばいい。

この2つの上手な伝え方に共通するポイントは、

「相手はこちらが見えている世界が、絶対に見えていない(見えない)」

というくらいの前提で、

「相手に見えていないもの」

に神経をよく配り、

相手の世界をわかろうとよく聴きとること。

「相手に何が見えていないか」

を知ることができれば、

こちらの持ち駒の中から、

あるいは、相手が見えている物の中から

使えそうな部品を選んで

「何を提供すればいいか」

がおのずと見えてくる。

つまり、人にちゃんと伝えるためには

結局最後は、相手が理解していいないことを

聴きとる能力が必要。

自分の知っていることを伝えることばかりに

気をとられすぎては伝わらない。

自分の伝えたいことを、

あるあるネタで一発で全員に伝える

自信がある人はいい。

でも、自信がない人は

伝え方よりさきにに、

相手が見えていないことがなにか?

聴きとりから、

始めてみてるとよいのではないでしょうか。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「聴き上手は、伝え上手」

上を見ればきりがないのだけれど、

相手に見えていない物を意識し始めてから、

最近ようやく、私の説明を聴いて

「わかりやすい」と言ってもらえる

機会がい増えてきた。

これはきっと、

伝えることだけに必死になっていた世界から

卒業できたからだと思う。

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