おもちゃ箱の整理法は人生に通じる

数か月1回、おもちゃ箱があふれてくるから

子供たちに玩具の整理をさせている。

新しいよきものを入れるには、

まず不要なものを出さないと入ってこない。

それは、呼吸で古い息を吐いたら、

自然と新しい空気が入ってくるのと同じ原理。

きれいに「いる物」と「いらない物」を分けるには、

最善最適というやり方がある。

・・・

片付けが下手な人というのは、

「箱の中らからいらない物だけを、取り除こうとする」

片付けが上手な人は、まるで違う。

まず、いったん箱そのものをひっくり返して、

中身を全部出す。

それから、

空っぽになった箱の中に、

「必要なものだけを入れていく」

つまり、

片付けが下手な人は、

「悪い物だけを減らそうとする、マイナス思考」

片付けが上手な人は

「いい物だけを入れようとする、プラス思考」

ということになる。

部屋の片づけ方にを見ていると、

見事なくらい、その人の

「人生の片づけ方」

と同じなのがよくわかる。

当然私は、一見、面倒くさそうに見えても

よりきれいに片づけられる

プラス思考の整理を好む。

プラス思考の整理法をやっている最中にも、

その人の性格が出る。

なんとなく、

過去に見たことがあるなじみのある

「過去に使った経験があるもの」

にスッと手を伸ばし、

元の箱に戻そうとする人がいる。

すると、

せっかく箱を空にして

プラス思考で整理しようとしているのに、

結局、過去の遺産で埋まってしまう。

これでは意味がない。

過去に引きずられないで、

未来に新しい喜びがあることを

期待しないと。

過去も今もよく使い続けている物なら、

これからも大切に使ったらいい。

でも、今使っていない、

そしてこれからもいつ使うかわからない物を

大事に抱え込んでいたら、

重くて前に進めなくなる。

マイナス思考の人は、

よきものをとっておこうとするのではなく、

「慣れ親しんだ物」であればとにかく、

それが必要でも不要でも取っておこうとする傾向がある。

プラス思考の人は、

まだ見たことがない未来に、不安を抱く以上に

期待することができるから、手放せる。

プラス思考の片付けには、

それなりに手間はかかる。

でも、いるものだけを残していく作業は楽しい。

しかし、いるものだけであっても、

箱を満杯にしてしまえば、それもまた意味がない。

満腹の人は、普段食べたことがない

高級な料理を目の当たりにしても

食べようとは思わないだろう。

いつも2、3割隙間を作って

余裕をもっておくのがいい。

まだ入る余裕があるとわかっているから、

今後、まだ見たことがない、

よきものが増えることに期待ができる。

与えるほうにしても、

まだ箱に余裕があると見えれば、

新しいよきものを与えてみようとも思う。

不要な過去を抱え続けることは、

未来へのチャンスを逃すことにもなる。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「今使っている物だけを残し、過去に使った経験があるだけの物は捨てる」

いつものこの方法で片づけをしてから

子どもたちを見ていると面白いと思うことがある。

捨てる対象になった過去の遺産も、

すぐには捨てないことにしている。

ゴミ袋にまとめて2、3か月は

「廃棄保留」にしてある。

でも、捨てるときあんなに躊躇したはずなのに、

いったん捨ててしまうと、

その玩具について、また探し始めることはない。

ケロッとして、すっかり忘れてしまう。

一度、捨ててしまえば、

人はちゃんと未来に向いて歩きはじめる。

その様子は見ていて、実に面白い。

「未来に期待を持てるから、過去を捨てられる」

ともいえるし、

「過去を捨てたから、未来に期待を持てるようになる」

ともいえる。

どちらも真理だろう。

<お知らせ>

先日お会いした呼吸法法の先生に言わせると、

呼吸もやはり「吐いてから、吸う」が

原則なのだそうです。

呼吸も、片付けも、人生も原則は同じ。

面白いものです。

7月1日に神楽坂で、呼吸法の専門の先生と一緒に、

傾聴と呼吸法を合わせたイベントを

開催することになりました。

※2部構成の第2部です。
 ↓
http://bit.ly/2sq2pKS

 

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