子どもを叱る本当の理由

そろそろ6歳になる息子は、

プールにハマっている。

車で40分ほど離れた街にある、

温水プールがお気に入り。

たまの週末休み、先日も行こうと

せがまれて、また行った。

途中、コンビニに立ち寄り、

こちらも息子がお気に入りの

三ツ矢サイダーを購入。

車内で飲みながら移動。

2時間ほど泳いだら、もう

帰らないといけない時間になっていた。

そろばんの塾がある。

プールを出て着替え終えると、

息子が自販機を見ながら

「三ツ矢サイダーが飲みたい!」

とまたいってきた。

でも、車中にまだ先ほど買ったのが残っている。

「買わない。車までガマンして」

「さっきのサイダー、もったいないでしょ」

それでもせがむ息子に、

「うちは、そんなにお金持ちじゃない!」

と切り捨てた。

子どもの教育に大切なのは、

なんでも受け入れてあげることだけではない。

社会に出たら、厳しいこともある。

その時、欲求不満にならないよう、

若い時から、受け入れられないこともあると

教えておくことも必要。

だから、

子供がわがままを言ったときは、

聴く耳を持たないでおくのも、教育にの一部だろう。

・・・と、言っても、

常識ある親のみなさんなら、きっと

さほど反対もしないだろう。

でも、

実は息子の要求をばっさり、

正論で切りすてながら、

断りたい本当の理由が別にあることに

うすうす気が付いていた。

三ツ矢サイダーを買いたく

なかったのは本心だった。

でも、

それとは違う、

別の本心を隠しながら話していてた。

別の本心とは・・・

・・・

実はその前日、私は、ある物を衝動買いした。

結構、高価だったのですが、

買った直後から「不要なものを買ってしまった」

と後悔していた。

一夜明けた翌日には、

「本当に不要だった」

と無駄づかいをしてしまったことを悔やんでいた。

「もし、その無駄づかいがなかったとしても、本当に2つの目の三ツ矢サイダーを買わなかったのだろうか???」

自問してみたら、答えは「NO」だった。

自分の無駄づかいさえなければ、きっと買っていた。

ふだんの私なら、そこそこ理解があり、柔軟性もある。

せっかくプールで遊んだあとなら、

車中で2時間寝かせた、

ぬるい三ツ矢サイダーではなく、

つめたいのを飲ませてやろうと思うくらいの

心の余裕も、お金の余裕もあるはずだった。

ところが、

自分がしでかしてしまったことを後悔し、

自分を責めている最中だったから、

過剰反応してしまったのだった。

つまり息子に対して、

自分の不出来を投影していた。

これをお読みいただいているあなたは、

本当は自分の方に原因があるのに、

それに気づきつつ、他人を

責めてしまった経験はないでしょうか?

たしかに、

飲みかけのサイダーをすてたら、もったいない。

うちはそんなにお金持ちでもない。

そこに間違いはない。

でも、サイダーを買わなかった本当の理由は、

それとは関係ない。

ただ気に入らなかっただけだった。

それでも、

車に戻りぬるくなったサイダーを

おいしそうに飲んで、満足している

息子はエライと思った。

いまを喜んでいる息子の姿をみて、

私も、過去の失敗など早々に手放すことにした。

きのう無駄遣いで失敗した私にも、

いま目の前に幸せがあった。

息子は、無駄づかいだと責められた

自分のことも、私のことも責めなかった。

だから、

私も、自分を許すことができた。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「自分を許せば、人を許せる」

親はよく失敗をする。

そして、

親はよく、子供に救われるものですね。

<お知らせ>

本当の気持ちというのは

必ずしも一つではありません。

いろいろな気持ちが複雑に

絡みあっていて当然です。

相手の気持ちを本当に理解するなら、

複雑なものを複雑なまま

そのまま理解するといいでしょう。

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