記憶力は「類似点+相違点+α」

少し前に、記憶をするコツについての記事を書きました。

結構、反響をいただきましたので、

再度、もう少し記憶について触れたいと思います。

※1月9日のブログ「類似点と相違点で理解する」
http://bit.ly/2jsA5Da

・・・

先日のBLOGにもでてきた

坂本龍馬は、自身の誕生日、

11月15日に亡くなったことで知られています。

旧暦の11月15日は、

現在の12月10日に当たります。

覚えても使い道はありませんが、

もし竜馬の命日を覚えたいなら、

どうすればよいでしょうか?

私ならこうします。

偶然にも11月15日は、娘の誕生日

12月15日の「1か月前」なので、

「竜馬の誕生日は、娘の誕生日のちょうど一か月前」

と思えばすぐに覚えられそうです。

では、新暦の12月10日も一緒に

覚えるにはどうしたらよいでしょうか?

一番いいのは、新暦と旧暦の

日にちの差を計算できるようになることですが、

そこまでする必要はありませんよね。

・12月→娘の誕生日と同じ月

・10日→旧暦の15日と同じ、5の倍数で、15より少ないヤツ。

その程度で覚えられると思います。

娘の誕生日は、他の方は

記憶の材料として使えないのですが

いいたいことは、

自分が持っているエピソードの中から、

使える材料を見つけて

それとの類似性と相違点を見つけていくと、

記憶はしやすくなるということです。

逆に、類似点と相違点を使わずに憶えようとするのは、

脳の構造上、とても大変なことだと思います。

では、次にこんな数字を憶えるには

どうしたらよいでしょうか?

・・・

次の10桁の数字を見て、おぼえてください。

「0001331001」

10桁あるので見た瞬間、一瞬「うっ」と

脳がストレスを感じるかもしれませんが、

たぶんこの数字を憶えるのは、

さほど難しくはありません。

まず最初の「000」は自然と目につくので

「ゼロ3つから始まるなぁ」

とわかるでしょう。

その先は、いろいろなやり方が考えられますが、

たとえば、

左から右の流れ通りに見ていくなら、

次の「1331」は、「山本山」のように

「13の次に、逆の31」になるのね!

と見ればわかりやすいでしょう。

そして、

最後の001は、

「最初は0(000)ではじまって、1(0001)で終わる」

で理解できます。

すると、10桁の数字はおそらくものの数秒で

「0001331001…」

と記憶できるはずです。

たとえ10桁あっても、脳が混乱しにくいといわれる、

3~4桁に分けてあげれば、

必ずしも難しいというわけではありません。

違う憶え方もできます。

・・・

頭の「000」はそのままでいいとして、

次に3つ出てくる「1」に注目することも出ます。

すると、

3つの「1」の間に「33」と「00」が

挟まってだけだというのがわかります。

それでおしまい(笑)。

「最初は000で、1が3つ・・・、その中に33と00」

という憶え方も悪くありません。

ポイントはやはり、類似点と相違点です。

先ほど、

「自分が持っているエピソードを使うと憶えやすい」

といったのは、

何も昔話や実際の出来事である必要はなくて、

「自分が簡単に理解できるもの」

と言葉を置き換えても同じ意味です。

憶えたい複雑なものを、憶えやすい数に分け、

自分がすでに知っていたり、

簡単に理解できるものとの

類似性と相違点を見つけることで、

やみくもにくり返し書いて暗記するより、

早く正確に憶えることができるでしょう。

「でも、もっと複雑で難解なものもありますよね?」

といいたくなるのは

類似点と相違点の探し方を知らない。

あるいは、慣れていないだけで、

難解なものであっても、

脳に入れるときの基本的な原理は全く同じです。

記憶するというのは見たままを

そのまま脳裏に焼き付けることではなくて、

分解し、組み合わせて「理解する」ということなんですね。

「記憶術」なんていうと、まるで

魔術のように聞こえて怪しいですが(笑)

結局、やっていることは、

どうやって「分けて」て、

「類似点と相違点」を探して脳に理解させるか?

脳に効率的に入れていくか、

脳の使い方をトレーニングしているだけであります。

ちなみに

・・・

竜馬の誕生日は11月15日ですが、、

正確には「天保6年11月15日」に生まれて、

「慶応3年11月15日」に亡くなりました。

「天保」とか「慶応」という

聞きなれない言葉を脳に入れるためには、

そこにもう一工夫、

記憶のスキルが必要ということは

念のために付け加えておきます。

どちらにしても、

理解しやすい物との接点を探し、

類似点と相違点で脳に入れるというのは同じです。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「共通点が見つかると、よくわかる」

友達も、共通点が多い人ほど仲良くなれまし、

脳の動き方は同じですね。

<お知らせ>

ただ記憶をしようという

狭い範囲のことだけではなくて、

もう一つ上の、

脳の使い方をよくして、記憶もしやすくなる

アクティブ・ブレイン・セミナーは

飯田橋で、1月28・29日です。
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