誰の必要か?

出張帰りに、タイヤのついた旅行かばんを引きながら

欲しいものがあって駅前の百貨店に入った。

左手には、旅行カバン。

右手には、調べ物をするために

スマホを持っているといういで立ち。

百貨店の3階に用があり、

エスカレータに乗ろうとしたときのこと。

エスカレーターの前に男性が立っていて

何かを配っているのが見えた。

近づいていくと、どこかの店の店員らしき男性が

声をかけてチラシを渡してきた。

「ストレッチの専門店です。どうぞよろしくお願いします!!!」

チラシを差し出されて困惑した。

左手にカバン。右手にスマホ・・・。

「両手がふさがって受け取れるはずがない私に、どうしてチラシを差し出してくるのだろうか?」

と。

当然、そのまま受け取らず通り過ぎた。

・・・

チラシ配りは商売だから、

別に親切で私になにか「くれよう」としたわけではないだろう。

でも、もしこれが日常生活だったら、

こちらがそれを受け取る準備ができていないのに

「あなたのため」とかいいながら

親切の顔をして「何か」を押し付けてくる

人というのはいないだろうか?

そして、

押し付けてきた親切を受け取ってもらえず、

拒否されて気分を悪くしたり・・・。

何かを人にあげるときは

2つのことに気を付けないといけないと思った。

一つは、

いま相手に渡そうとしているものは

「相手が欲しがっているのか?」

それとも

「自分がただあげたいだけなのか?」

どちらの欲求なのかちゃんと理解してからあげること。

きっと相手のためになるだろう(はずだ)と、

「だろう」「きっと」「たぶん」「はず」

と、個人的な思い込みからの推測で

相手の必要を決めつけてはいけない。

二つ目は、

仮に相手もそれを必要としていたとしても

相手は、受け取る準備ができているだろうか?

必要としていない物を渡すのも失礼なことだが、

必要でも不要でも、両手がふさがったような状態。

つまり、

今この瞬間に受け取る準備ができていないのに、

無理やり渡そうとしても受けとれるわけがない。

受け取る準備ができていない人に、

それを「渡そうしている自分」に満足してはいけない。

受け取てる準備をちゃんと整えるところまで含めて、

やっと本当に相手のためといえるだろう。

・・・

何かを人に渡そうと思うときは、もう一度よく考えてみよう。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「それは、相手が欲しいものなのか?それとも私がただあげたいだけのものなのか?」

自分の必要と、相手の必要をしっかり分けることで、

だいぶすれ違いは減るに違いない。

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自分の欲求を知り、相手の必要もちゃんと理解する

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