マネできない価値

傾聴1日講座を開催していると、

ワークの内容や順番、解説の言葉など、

講座の始まりから終わりまで、

一言一句を書き洩らさないよう、

一生懸命メモを取っている人がいます。

私の傾聴セミナーは、

同類にセミナーとしては参加費が高額な部類なので

講座の内容を自身の講座のヒント・・・といいますか、

拝借したいという気持ちでくる方もいるようです。

私も人を見るのが仕事ですから、

同業者の匂いがする人は、

だいたいわかると自負していますが、

講座を受けに来てくださったセラピストやカウンセラーの方で

素性をはじめから明かしてくださる人もいれば

隠したまま帰られる人もいます。

それはその人の自由で別に構いません。

でも、先ほどの一言一句メモを取る感じの人ほど、

素性を隠したままの方が多いようです。

・・・

話は変わりますが、

2年前に自身が出版を目指しているとき、

業界の方に誘っていただいて

同じように出版を目指す人が集まる

勉強会に参加したことがあります。

そこに

独自の料理法を持っているという女性が来ていまして。

出版社の方にこんな質問をしていました。

「本は出したいんだけけれど、本に書いてしまうことで、この素晴らしいメソッドが盗まれてしまうことが心配です…。」

すごいと思うから伝えたい。

でも伝えるとマネされ盗まれてしまうのが怖い。

伝えたいけれど、伝えたくない。

そんな微妙な心理、たしかにわかりますね。

でもその時の出版社の方の答えたのを聞いて、

妙に納得したのでした。

その答えとは

 ・
 ・
 ・

「一回読んだら全部マネできるくらいのことは、もともと読む価値がないんじゃないですか?」

・・・もっともだなと。

方法そのものではなく、その方法を通じて伝えたい、

もう一つ大きいところにある「何か」。

それことが本当の価値ですね。

さきほどの、私の講座の内容を

一生懸命メモしている人をいつも、

「文字を書き写しても、マネはできないんだけどなぁ…」

と思いながら見ております。

「マネするなら、もっと大切な違うところをマネするといいのに」

とも思います。

まぁ、エラそうに言っていますが、

私自身むかし、ほかの人の講座に行って、

一生懸命メモを取っていたことがあるので

気持ちはわかりますけれどもね(苦笑)。

「そこじゃないんだよなぁ」

と、今は思います。

・・・

10年以上使っているそのテキストは、

正直いって、あまり大したことが書いてありません(笑)。

ネットで調べたら、だれにでもわかる情報とか

解説のポイントんとなる簡単な単語が書いてあるだけです。

なぜそのようになっているかというと

テキストの字面はマネできても、

お伝えている私自身の人となりはマネできないからです。

講座そのものに価値があるのではなく、

講座をお伝えしている私の人となりにそこ価値があります。

(煩悩だらけの人となりでありますが(笑))

外見はマネできても、中身はマネできない。

だから字面はどうでもいいのです。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「どうせマネするなら、中身を感じてマネしよう。」

私自身は、誰かのマネをして学びを深めるというのは賛成派

・・・というか当然と思っています。

ですから、

見えてることからマネする方法も否定はしませんが、

一回見だだけで本質などわかるはずもありません。

どうせマネするなら、本質がわかるまで続けて

盗みに来て欲しいと思います。

楽をして盗んだものは、

楽をして盗まれておしまいでしょう。

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