子どもが変わる瞬間

小5の娘は算数がとても苦手です。

図形や角度はまあまあ

得意のようですが、

少数や分数のかけ算、

わり算が特に苦手なようです。

別に本人が困らないならそれでいいと思うので

自らSOSを出してきたとき以外は、

基本的にほったらかしてあります。

先日、仕事中に妻からメールが届きまして。

そこに書いてあった文字を見てびっくり!

「娘の算数の塾に、申し込んできた」

と書いてありました。

成績を心配した妻が、

無理やり申し込んだのではなかろうかと、

心配になりましたが、帰宅して、

娘本人に訊いてみたところ

「自分が行きたい」

といったのだそうです。

そうなると・・・

10年間一緒に暮らしている娘のことですから、

だいたい理由が想像つくわけでして・・・。

「勉強以外の楽しみが、あるに違いない!!!」

と確信したのでありました。

そして案の定・・・

(やはり算数が得意ではない)

仲良しのMちゃんが、

駅前の塾に算数を習いに通い始めたそうで

その子に誘われて、一緒に遊びたくて、

行く気になったのでした。

一応、本人も口では

「算数あまり得意じゃないし・・・」

なんて言って見せていますが、

目が「遊びたい」と語っております(苦笑)。

・・・でも、

それでいいんじゃないかと思いまして。

なにも勉強のことを真剣に考えて行かなくても、

行けば行ったでそれなりに

勉強をするわけですし。

(学校とは違い)

勉強する場所に楽しみがあれば、

やる気も出るでしょう。

私自身、子供の頃、身に覚えがありますが、

親から「勉強しなさい!」といわれて、

楽しく勉強できた経験などなくて、

言われれば言われるほど

どんどん勉強が嫌いになっていったクチであります。

・・・

全員というわけではありませんが、

親という生き物の多くは、

自分が通ってきた人生の軌跡を思い浮かべながら

子供の将来を心配し、

子どもが変わることを願うものだとも思うのです。

そして、

「親が見ていて安心する姿」

に子供を変えようとしたりします。

私も身に覚えがあります。

娘のあっけらかんとして、

でもワクワクしながら話す姿を見ていたら

「やっぱり、子どもは親が変わって欲しいように変わるのではなく、自分が変わりたいときに、勝手に変わるんだな」

と、しみじみ再確認できまして、

それがなんとなくうれしいかったのでした。

・・・

だからといって、

子どもを変えたがっているお父さんお母さんに

「子供は変わりたいときに変わるので、変えようとしても無駄ですよ」

なんて、言うのも、

それもある意味、間違いなんだろうと思います。

なぜなら、

「変わりたいときに変わる」

のは子どもだけでなく、大人も同じですから。

もし、

子どもを変えたい親を目の前にして

「子供を変えようとしてはいけません。全部受け入れてあげましょう」

なんて、説教をするカウンセラーみたいな人がいたとしたら

その人はきっと、

人の心がよく見えていないのでしょうね。

変わらない子供に親が説教をして、

変われない親にカウンセラーが説教していたら

まるで漫画のようであります(笑)。

でも現実にはカウンセラーに限らず

そういう効果的ではない、

アドバイスをしていしまう人はたくさんいます。

良くも悪くもやっぱり

人間関係は、自分自身を映し出されるただの鏡でありますな。

話が脱線しましたが・・・、

親子に話を戻します。

親が変われない自分を許すと、

変われない子供を許せる。

親が変わりたいときにだけ変わる自分を認めると、

変わりたいときにだけ変わる子供を許せる。

そうシンプルに理解してみるといいのでうはないでしょうか。

そして、

残念なお知らせが、ひとつあります。

自分と他人の関係を映し出す鏡の中には

「親が変われば、子どもが変わる」

はありません。

あるのは、

「親が変われば、子どもが変わることを許しやすくなる」

だけであります。

ときどき、

「親が変われば、子供が変わる」

という話を見聞きしますが

個人的には、ウソだなと思います。

親が変わっても子供は変わりません。

「親が自分のために変われば、子どもも自分のために変わることがある」

だけです。

子どもを変えるために

自分が変わろうとすることもまた、

コントロールしようとすることですから、

余計関係をこじらせかねないので、お勧めしません。

「過去と他人は変えられない」

と知りながら、

どうしても人は、正当な理由を見つけては、

他人を変えたくて仕方がない生き物であります。

変えたい欲求はその人のものなので

どう感じようと自由なのでありますが、少なくとも

「自分は子供のをコントロールしたい欲求の持ち主だ」

という自覚はもっておきたいものであります。

自分の欲求を否定する人は、

子どもの欲求もまた否定してしまうのですから。

・・・

こんな風に、人間関係は、

常に自分が映し出されているだたの鏡と思うと

とてもシンプルに理解できると思うのですが

いかがでしょうか?

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「同機は少々不純なくらいのほうが、やる気がでる」

小学1年生くらいの頃は、

不安で、一人でお店に買い物に行くことさえ

できなかった娘が、駅前の塾まで

行こうというのですから、

算数がどうこうの前に、

娘の成長に目を細めるばかりであります。

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