謝りすぎるのは逆効果になる(オーバーカウントの原理)

息子がいまの保育園にお世話になりはじめて4年目になります。

私が面倒見れないぶんを補っていただいているので、先生達には感謝するばかりです。
そんないつもお世話になっている保育園生活の中で、年に数回不思議に思うことがあります。
小さな子供たちが集まっているので、お友達を叩いてしまったり、噛んでしまったりするということがおきます。
うちの子が被害者になることもあれば、加害者になることもあります。
うちの子が被害者になったときに先生が、

「たたくのを止められなくて、すみませんでした」
と謝ってくれるのはわかります。
でも、

うちの子が加害者になった時も先生は同様に、


「たたくくのを止められなくて、すみませんでした」
と、うちの子が誰かをたたくのを止められなかったと、たたいた方の子の親に謝るのです。
保育園の先生全体がそのように対応しているのです。

これはおかしい。
「お宅のお子さんはよその子を叩いた悪い子です」ということもないですが、そのような事実があったと、事実の報告にとどめた方がよいのではないでしょうか。
謝られた親の方が困ってしまいます。

・・・
本人が認めて欲しいと思っているよりも、過少評価することを「ディスカウント」といいます。
・もっと高いと思ったのに、思ったより仕事の評価が低かった
・お手伝いしたのに、ほめてもらえない
・100点とったのに、ほめてくれない
などです。
逆に、
自分としてはそんなにたいしたことと思っていないことを、過大評価されることを「オーバーカウント」といいます。
・当たり前のことをしただけのことを、あまりにもほめられすぎる
・似合っていないと思っている洋服を、とても似あってますとほめられすぎる
そして、
・謝ってもらう必要などないと思っていることについて、必要以上に謝ってくる
などです。

あきからにこの保育園の対応はオーバーカウントです。
謝る行為そのものが悪いといっているのではありません。
こちらがどのように受け止めているかを確認せずに、
ただ謝ると決めていることが問題です。
企業では「とりあえず謝っておけ」というクレーム対応マニュアルを作っているところがあります。
こういうマニュアルを作るとかえってクレームを増やしかねません。
「謝ってるんだからいいでしょ!」
といってもダメです。

ディスカウントもオーバーカウントも、気持ちをそのまま理解できていない。

受け止めていないという点で、相手を無視していることになります。

謝るという行為ではなく、「気持ちのずれがないか?」という視点で見る必要があります。
ディスカウントだけでなくオーバーカウントにも気をつけましょう。

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