見えないおかげ

帰宅して自宅の駐輪場に

通勤用のスクーターを止めていたときのこと。

3軒となりの家の壁に向かって、

ソフトボールを投げつづけている

中学生くらいの女の子がいることに気が付きました。

ソフトボール部のピッチャーなんでしょうかね。

何度も、何度もくり返し、

あのソフト特有の下手投げで壁に

ボールを投げつけていきます。

その姿を見た瞬間、小学2~3年生だったころの

自分の姿を重ねてみていることに気が付きました。

いま目の前にいる少女は、自宅の壁に向かって

ボールを投げつけていますが、

当時、野球部だった私は、

汗だくになるくらい何十球も投げつづけていました。

「となりの家の壁」に向かって。

・・・

いま思うときっと母は私が知らないところで

おとなりさんにだいぶ謝っていたのだと思います。

もしいま自分がボールを投げつけられていたほうの

家の人だったとしたら、

自分の家の壁にボールぶつけられたら

正直、いい気分はしないでしょうから。

おとなりさんもきっと、

子どもがすることだからということで

大目に見ていてくれたのでしょうね。

それくらいお隣さんの家の壁は

大きくて魅力的な壁でした(笑)

・・・

子どものころからいまにいたるまで

どこか両親には自分をわかってもらえていない

そんな風に思ったことがたくさんありました。

それで衝突もしましたね。

でも私がわかってもらえていないと

気づいていることとは別のところで、

私が気づかないところで、

両親はいろいろしてくれていたんだろうということが

いまになってようやくわかるようになりました。

だって私自身

いま自分の子供に対してわからないところで

いろいろしてあげていますから。

・・・

以前、引きこもりの支援をしていたときのこと、

そこで相談に乗っていた子

(といっても20~30代ですが)

の多くはナイーブで、人のお世話になることを

遠慮しがちな人が多かったように記憶しています。

親に対してもお世話になってしまっているという

意識が強い人が多くて、

うしろろめたさを感じているのでしょうね。

極力人のお世話にならないように

何を提案しても断れることが多かったです。、

その姿を見ていてよく、

もったいないなと思ったものです。

だって、

本人がどれだけ遠慮したそぶりを見せても、

お世話になってる事実変わらないし、

知らないところでいろいろな人のお世話に

山のようになっているのですから。

そしてこれからも本人の自覚のあるなしに関わらず

お世話になりながら生きていくのです。

お世話になる量を減らせると思うなら、

それはおごりではないでしょうか?

お世話になっている事実から逃げるのではなく、

もっともっと人のお世話になって

お世話になった分をあとから、

べつの誰かにお世話できる人に

なることほうが大切かなと思うのです。

目を背けても現実は変わりませんね。

(※お世話になる能力については過去記事「コミュニケーション能力の中で一番大切な能力とは?」もご覧ください。→http://goo.gl/KUDHtq)

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「積極的にお世話になろう!」

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