「答えが自分の中にある」のではない

「つり橋効果」は有名ですね。

高いところにあるつり橋の上で告白されると

交際を承諾してもらえる成功率が高いというものです。

その原理は、

つり橋のような高所では誰しも

ドキドキするものですが、

高所で告白をされると

脳はそのドキドキが、

高所にいるからなのか?

それとも、

目の前で告白してきた人に

ときめいているのかいるのか判断ができず、

勘違いして思わず承諾してしまうというのです。

面白いですね(笑)

・・・

話は変わりますが、

あなたは誰かに好かれたいと思ったら

どんなことをしてアピールをしますか?

プレゼントをしたり・・・

意中の相手が職場の同僚なら

仕事を手伝ってあげたりするかもしれませんね。

そういう方法も悪くないですが、

脳の特徴を活かすならもっと

効果的な方法があります。

これはある本で読んだのですが

その方法とは、

好きな相手に何かを「手伝ってもらう」ことです。

「荷物を運ぶのを頼む」

「コピーをとってもらうのを頼む」

「買い物をしてきてもらう」

とか・・・。

普通、手伝わせたら嫌われそうと思いませんか?

もちろん、

手伝ってもらう時の頼み方や、

やってもらった時のお礼の言い方も大切です。

でも、

それ以前に脳は頼みごとをされると、

相手のことが好きになりやすいのです。

どういう原理かといいますと、

1.頼まれごとをされて引き受ける
  ↓
2.脳は「なぜいま私は手伝っているんだろう?」と疑問を持つ
  ↓
3.「きっとあの人のことが嫌いだったら手伝わないだろう」と思う
  ↓
4.それをくり返しているうちにだんだんその人のことが気になってきて「嫌いではない」から「好き」に変わる

という原理なのだとか。

責任はもちませんが

よかったら試してみてください(笑)。

吊り橋効果と手伝ってもらう効果。

両方に共通しているのは、

「脳はいつも合理的な理由を探している」

という原理です。

なにかをした(起きた)ら意味づけをしたい。

そういう心理が人にはあるようです。

よく「答えは自分の中にある」といいいますが、

この原理から推察すると、

私は少々懐疑的です。

「答えは自分の中にある」

のではなく正確には、

「答えが自分の中にあったことにしたい」

のではないでしょうか。

ここでいう「答え」というのは

多くの場合一つの形が定まっている

もののことではないはずです。

どちらかというと、

「よしこれでいい!」

という自分の中の納得感のことでしょう。

問題を解決するといった場合、

大きく分けて2種類に分類できます。

一つは、

「その事柄自体が変化する」。

もう一つは、

「その事柄に対する捉え方(認知)が変化する」。

「答えは自分の中にある」というときの「答え」とは、

まさに後者の認知の変容だと思うのです。

答えが自分の中にあったことにしたい人間がいて

そこに意味づけをすることで

答えが見つかったということに

しているだけではないでしょうか?

(ちょっと大きな話になりますが)

人生に意味はあるでしょうか?

私はないと思っています。

すべてのことについて

「別に…」と言ってしまえば人生それでおしまいです。

でも、

「意味があると自分さえ思えば意味がある。」

(ないと思えばない)

ただそれだけのことではないでしょうか。

「これが人生の意味だ!」

と、思ったもの勝ちですね。

そう考えてみると、

「答えは自分の中にある」の正体は、

「自分の人生に意味づけをしようとする決意」

とイコールだと思うのです。

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