「もの忘れ」は気にするほうが危険

先日、冷蔵庫の扉をあけたまま

しばらく立ちつくしていました。

何かをとりに来たはずなのに、

何をとりに来たのか思い出せないのです。

マヨネーズ?

わさび?

納豆?

・・・結局、その場では思い出せず、

いったん食卓に戻ったら、

目玉焼きにつかう醤油だったことを思い出しました。

ここまで読んだ方の中には、

「なぜ目玉焼きに塩ではなく醤油なのか???」

「どうしてんど冷蔵庫に醤油を入れてあるのか???」

目玉焼きに醤油をかける我が家の文化(?)は、

意外と珍しいことを知ったのは、

大学生になってからでしたから(笑)

気になった方もいるかもしれませんね。

醤油は生醤油で・・・

それはともかく、

こんな風に何かをした瞬間に、

「さっきまでやろうとしていたはずのことを忘れてしまった」

経験はないでしょうか???

そのことで、忘れてしまった自分について

「記憶力が悪くなった」

とか、

人によっては、

「認知症の前兆ではないか?」

と自分を疑た経験がる人もいるかもしれませんが、

ほとんどの場合その心配は取り越し苦労でしょう。

なぜなら忘れるというのは正しい脳の働きだからです。

・・・

ストレスの発散に食べるという行為は役に立ちますが、

もしイヤなことがあったあと、

おいしいもの食べているのに、

少し前の過去に囚われてイヤなことを

まったく忘れられなかったらどうなるででしょう?

過去の情報を新しい情報によって上書できるのは、

目の前のものに意識を集中し身を守るという

人間がもつ大切な才能の1つなのです。

さきほどの私の冷蔵庫の話の場合、

冷蔵庫の前に立った瞬間に無意識に

「何か」考えが頭をよぎったか、

あるいは冷蔵庫の中にあるものを見た(新しい情報)瞬間に

前の情報が上書きされてしまったのでしょう。

・・・

風邪をひいた時に出る鼻水や咳が

体内の免疫力が正常に働いた結果

風邪の菌と体が戦って出てくるものだから

むやみに止めてはいけないのと同様に、

表面的な現象を見て快不快だけから

事実を見誤ってはいけませんね。

そしても1つ。

私が忘れてしまった醤油は実は、

「忘れてしまった」

というよりは、

「いちど頭の中で思い浮かべた」

だけでちゃんとは「覚えて」はいなかったはずです。

意識的に覚えようとしたことでなければ、

忘れてしまうのは当然です。

だいたい物忘れをするときというのは、

無意識的にしていたり、

別のことをしながら何かをしていれば、

忘れやすいのは当然です。

残念がる気持ちはわかりますが、

それが一日に10回も起きるなら病院に行くのがいいでしょう。

でもせっかく自分の体が正しい反応をしているのに、

自分を疑ったり、責めたりしてはもったいありません。

まずは物忘れなどさして気にしないことです。

事実を知り自分を信じましょう。

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