アイにはアイでこたえる

「ただいま」と帰宅すると、

娘はちゃんと反応してくれる。

でも、そんな娘に不満がある。

「ただいま」と言っているのに、

「どうも、どうも」と返してくる。

何度試しても同じ。

「どうもお疲れ様」なら気分がいいだろう。

でも「どうも」で切れると、

しりきれトンボな感じが、実に気持ち悪い。

「お帰り」と言ってもらいたい。

きのうもまた「どうも」と返ってきたので、

思い切って、その不満を娘にアイメッセージで

伝えて見ることにした。

「お父さんは『ただいま』と言ったら、『どうも』じゃなくて、『お帰り』と言ってもらえると嬉しいなぁ」

すると娘は、間髪入れずこう答えた。

「わたしは、『どうも』がいいなぁ」

アイメッセージで返してきた。

思いもよらない返答に、思わず軽くふきだしてしまった。

二人は似たもの親子だった。

話はそこで終わった。

それ以上、交渉してやろうという意欲と

娘への不満、両方が消え去った。

アイメッセージに対して、

アイメッセージで返してきた

娘の成長を感じた。

普段ゲームとスマホばかり

やっているように見えるこの子は

実によく親をよく見ていた。

『どうも』という表現は、

思春期にさしかかっている娘の

成長の一部として受け入れることができた。

すると、

一つチャレンジしたいことが湧き上がってきた。

「そうだ、明日はこちらから先に『どうも』と言ってみよう。」

意地悪がしたいのではない。

そうしたときに、おそらく自然と

また『どうも』と返してくるであろう

娘の姿が見てみたいと思った。

『どうも』が娘にとってより自然なのだとわかれば、

私の中にあった『どうも』への不満は、

きっと喜びに変わるに違いない。

「わたし」の気持ちを伝えあう。

そして、

相手を変えようという邪心なく、

気持ちを伝えるところまでで

とめて終わりにする。

とても気分がいいコミュニケーションだった。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「私の感情だけ伝える」

責めあう関係にならないための

一工夫ですね。

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責めあう関係から、わかりあう関係へ。

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